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鎮江。香酢の里へ。


鎮江 2014年5月の旅の思い出。       Weixin 投稿済み

 鎮江、そこは古くから商業都市として栄えた長江の下流、南の河辺にある街。
常州から南京を結ぶ線の中間点にある。常州から西へ約60km。観光地として大々的に取り扱われていないが、” 鎮江香酢 "中国三大酢の一つの産地として名を馳せる土地、食に関わる者としてぜひ訪れたい。

 住んでいた常州からは日帰りも可能な距離。ちょっとした休日に出掛けてみた。スポットとしては金山寺、西津渡古街。
これも、データ盗難により自己の中国SNS投稿から抽出してアップロードしている。抜けた写真が多く、辿れない記憶もあるが、投稿用に選んだものだから大体の雰囲気は伝えられるかと思う。
(自分の辿った経路と順不同があるかもしれないがそこはご容赦を.)


金山寺へ







金山寺
 ” 凉皮リャンピー"

 B級グルメを。
写真は” 凉皮 liang pi リャンピー”という食べ物。陜西省出身とのことですが、旅をすると中国各地で見受けます。見た目通り、陽射しの中歩き回った体を、サッと冷やし暫しの清涼感に癒されます。
” 澄粉 cheng fen チェンフェン”=浮き粉(小麦でんぷん)を蒸して作られたもので、ニンニク、唐辛子、胡瓜が載って、黒酢がかかっている。

” 兰花干 ランホヮガン "

 次は C級グルメ(あくまで個人的な格付けです)。
兰花干 lan hua gan ランホヮガン "。 豆腐干 doufu gan ドウフガンと言われる高圧縮の豆腐を、裏表で切り違いにして揚げた後、おでんのように煮汁につけてあるもの。斜めに入った筋が”蘭”花の細く鋭い葉の姿に似ているからの命名でしょうか。 一応これも中国伝統食のようですが年代は不明。長沙から広く伝わったものらしい。

 厚揚げだけがぎっしりの、そのお味、語彙に乏しい私には書く言葉見つからず。。。

黄色い壁の寺院を見ると中国らしいと感じる。


西津渡古街

古街は整備されているが
歴史は三国時代まで遡るという


西津渡古街 英国領事館旧址


土産屋、食堂などになっていて人で賑わう


 鎮江、常州よりだいぶ小ぢんまりした感じの街ですが。南京が江蘇省の省都になるまでは、この街に江蘇省政府が置かれていたようです。現在人口約320万人の都市、侮れません。


黒酢でマヨネーズ作ったり


 もち米で作られた黒い酢。“ 陈年 chen nian チェンネン "(お酒など、熟成もの、年代物の意味などのバリエーションもあり、
私はよく見かける鎮江もの、” 恒順 hen zhun ヘンジュン” ブランドを愛用してました。
この回の旅は特にお酢に特化したものとはなっていないのですが、お酢に興味のある方、下記リンク記事にて少し書いているので良ければ。。。


 そして、鎮江には名物
镇江锅盖面 zhen jiang gul gai mian ズンジャンゴーガイミィエン ”なるものがありますが、その記事はまた別の記事で。。。



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