【料理の旅人 再現中華3】 苏州松鼠鱼 su zhou song shu yu / 🐿️のようなリス鯉
松鼠鱼 2023.4.28
中国料理系統、” 苏菜 su cai スーツァイ "(=江蘇省の料理)の中でも有名な伝統名物料理の一つ。
リスの姿に似た料理で、いろいろな魚で作られることがあるようですが、蘇州にもと元々あったという鯉の” 松鼠魚 " を作った。
この前日に、蘇州を一日観光して常州に戻ったばかりで、食べて記憶に新しい料理の再現に取り組む。
朝から白酒39度。
いい天気の朝。菜場に行き食材を調達。マンション向かいの、酒屋にも寄ったがなぜだか自家醸造蒸留の" 白酒 bai jiu バイジュウ " を一斤(500ml)わけてくれた。
仕込んで大きな甕に寝かせてあり、売り物としてる酒。アルコール度数39度。
時折訪れて中国酒を買うことがあった、たまに中国の酒について聞くことができたし、この場所に住んで10年以上の知り合いである。
店を閉め、帰国すると決めてから、在庫してた日本産の酒をプレゼントした、多分その返礼のような流れだったかな。
松鼠鯉魚
これも生きてる鯉。9元=180円 / 尾。(2023年この時期のレート) 安い。
料理の仕上げのソースをイメージして、先に骨身でスープをとることにする。
左右繋がった状態でおろした身は、格子状に切り付けて澱粉を打つ。
揚げる時に、形状をコントロールしやすいように頭側と尻尾側に串打ちした。
揚げる時に両手が塞がっていて、写真をとっていない。
▲ これは、先に取り置いた鯉のスープを沸かしてソースの準備に入ったところ。
煮詰めたスープに酒、砂糖、トマトケチャップ、鯉の濃縮汁を生かすためにシンプルな構成で、とろみをつければソースの完成。
揚げた鯉を皿に飾り、ソースをかける。炊いた鯉の子と香菜 の葉を載せて出来上がり。これが私の " 松鼠鯉魚 song shu li yu ” 。
おまけ ” 鯉の子ごはん "
恒例の副産物もいただくシリーズ。魚卵と浮袋も。
醤油で甘辛く炊いて " 鯉の子ごはん "。中華ではないか。。。
蘇州の旅は、また別の機会に記事を興す予定です。
以上