今日もじじいの顔が良すぎて尊い・其の壱
審神者の皆様もそうでない方もお初にお目にかかる。
もしかしたらここが初めてではないかもしれない。どこかで会っているやも知れぬ。
ところで「映画刀剣乱舞」はもうご覧になっただろうか。えっ、刀剣乱舞? 何それ全然知らないし興味もない、という方は何故このnoteを閲覧しに来ようと思ったのか些か不可解だが、それも何かの縁故、しばし駄文にお付き合い願えると有難い。そして、刀剣乱舞という名前だけでも覚えて行ってくださればもっけの幸いである。
簡単に説明しておくと「映画刀剣乱舞」は、元は「刀剣乱舞ONLINE」というブラウザゲームだ(現在はスマホアプリでもプレイできる)。プレイヤーは「審神者(さにわ)」と呼ばれ、刀を「刀剣男士」という人の形に顕現する力を持っている。そしてその「刀剣男士」たちとともに、歴史に介入し世界を変えようと目論む「時間遡行軍」を阻止する物語である。
因みにこの「刀剣乱舞-ONLINE-」というゲームに、恋愛要素は皆無である(はいここテストに出ます)
------
……とかなり端折って説明したが、映画はその名の通り「刀剣乱舞ONLINE」を実写化したものである。 この記事に興味を持たれたからには既に審神者である、あるいは刀剣乱舞を少なからず存じ上げている方の方が多かろう。そしてもし既に映画をご覧になり、面白いと感じられたのであれば、このような記事を読む時間が勿体無いため、是非ともいち早くお近くの映画館にもう一度出陣していただきたい。
さて………もし貴方が、映画刀剣乱舞を、観に行こうか迷っておられる場合。やはり一度は観に行かれることをお勧めする。もしかするとその場で刀剣破壊の憂き目に遭われるやもしれない。それは誠に不幸なことであった、申し訳ないと頭を垂れるより他ないが、おそらくそこまで痛手を負うことはなかろうと思われる。そうした方は過去の経験から学び「君子危うきに近寄らず」とばかりに、初めから興味すら抱かないからである。確かに実写化には不幸の匂いしかしない。しかも映画。
だがしかし、心配は無用だ。
不幸なのは、多少なりとも興味はあったものの決心がつかず観に行くのを見送った後、映画刀剣乱舞を何らかの形でTV(あるいはスマホ・タブレット等の)画面で観た時に「ああ、劇場の大画面で一度は観ておけばよかった」と後悔する場合である。これは本当に勿体無いことである。観てしまって後悔しても、その傷は時が経てば癒えるであろう。しかし「やらなかった後悔の方が大きい」と古の先人が口を揃えるように「劇場で観ておけばよかった(しかしもう観られる機会は未来永劫無い)」という哀しみは、どんな大画面のTVで観ようとも埋められるものではない。
前置きが大変に長くなった。私がこのような記事を書き始めたのは他でもない。もっと皆に「映画刀剣乱舞」を観ていただきたいからである。いや、もっと正直に言おう。
今回の主役、じじいこと三日月宗近の良すぎる顔を劇場の大画面で是非とも拝んでいただきたい。その一言に尽きる。
ちなみにここで言う「顔が良い」とは単なる「イケメン」という浅はかな意味ではないので十分にご注意願いたい。
「顔が良い」のはもう観てわかる通りである。しかし、メディア展開されているお決まりのスチールは、あれは全く映画での三日月宗近の真の尊さを伝えきれてはいない。あの映画ポスターやフライヤーを見て「なんか………違う」と思って観に行くのを躊躇っている方は勿体無いので絶対に観に行って欲しい。動いている三日月宗近はまっこと国宝である故。
そして賢明な皆様ならば、ただ顔が良い刀剣男士達が銀幕に並んで映っているだけで審神者が喜んでいる、とはゆめゆめ思っておらぬであろう。実写化をことのほか嫌う二次元の世界に於いて、何故「映画刀剣乱舞」がことほど評価されているのか、その訳を是非とも劇場で確かめて頂きたい。
今回はここまでにしておこう。
三日月宗近の良さについては次回から存分に語らせていただくことにする。