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モノクロ専用機の優位性

>もとはといえば

写真の世界では当然ながらカラーとモノクロが存在する。
戦後からはカラー写真が広まり徐々にカラーとモノクロ比率が逆転し、我々が日常的に使用するときにはすでにカラーネガフィルムが主流。
フィルムの話をすると終わらなくなるのでそれはまたの機会として、

1980年をすぎた頃からフィルムからデジタルへの以降し始めたと言われるが、当時のCCDセンサーでも民生向けにはカラーが主流だったと記憶する。
デジタルカメラ主流の昨今、画素数がどんどん高精細化し、個人向けでも1億画素機が手に入る時代に。

>モノクロ専用機

背景はいいとして、
本題のモノクロ専用機で撮る写真とカラー機で撮る写真の違いは何なのか?
私自身も気になるところで、今までカラー機をモノクロモードにして撮り続け、挙げ句の果てにモノクロ専用機を手にいれて試すことに。周りからすれば超お馬鹿さんだと思うが、自分自身が試さないと納得出来ない性分なのでそこはご愛嬌。

>特筆すべきこと

こちらでも記載しているが、とにかく高感度に強い。これは実際試して度肝を抜かれたことを身をもって知る。ISO100000を超えても画が破綻しない化け物というのは間違いない。ナイトスナッパーなら購入しても後悔はないだろうからお薦めする。

ここを覗いていただいている方々はモノクロについてすでに調べていると思うのでお浚いを兼ねると、要はレンズとセンサーの間に色調を振り分けるRGBGベイヤー配列のカラーフィルターが挟まっていないことが最大の違い。輪郭や濃淡のみに全振りしたセンサーになるため、そりゃ強い。情報を拾っていないカラーベイヤーセンサーをいくらモノクロモードにしたところで情報がないのだから再現性は乏しいと思われる。

引用資料: https://jp.sharp/products/device/technology/ic/ccd_cmos/index.html

しかしながら、重要なのは素人の肉眼で見て差がわかるのか?
利便性、実用性と比較し、選択する必要があり、モノクロ専用機を使い続けるメリットがあるか否か。

>結論

散々試してきた、私自身の結論はNOである。

複数台持ち歩くことやコストの問題。実用面でもモノクロからカラーへ戻せないなどのウィークポイントを並べると、専用機を持つメリットよりもデメリットが目立つ。重要なシーンでの撮影となればなおさらだ。

そのように結論付け ミニマル装備を好む私が Leica M11 Monochrome をどのようにするかは準備考えていくことにしよう。今しばしお付き合いください。(笑)

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