【FSMマーケター#14】Z世代が求めるリアルでの体験：デジタルネイティブだからこそ感じる、リアル体験の重要性

今回は、Z世代が求める「リアルでの人との繋がり」についてお話ししたいと思います。

突然ですが、皆さんは今若者の間で人気になっている遊園地をご存知でしょうか？

若者に人気の遊園地それは、西部園ゆうえんちです。

西武園ゆうえんちは2021年春に新しくリニューアルし、ゴジラ・ザ・ライドや、昭和の熱気あふれる体験、アトラクションが盛りだくさんの遊園地です。

ではなぜ、この西部園ゆうえんちは若者に人気となっているのでしょうか？
西武園ゆうえんちの人気の理由から、若者が本当に求めていることについてお話ししたいと思います。

見るもの全てが新しい

西武園ゆうえんちが人気の理由の一つ目は、Z世代にとって見るもの全てが新しいということです。
西武園ゆうえんちには昭和の商店街を表現したエリアがあるのですが、そこに訪れるとZ世代にとっては全てが非日常となります。
よくZ世代の間で言われている「エモい」という表現がぴったりの空間となっていて、インスタ映えする写真を撮影するのにとっておきの場所です。

人の温もりに触れる体験

二つ目の理由は、人の温もりに触れる体験をできるということです。
西武園ゆうえんちの商店街では、様々なイベントが行われます。
街中で急に紙芝居が開始されたり、八百屋の店主の方が話しかけてくださり、そこで野菜を使ったパフォーマンスを行なってくれたりと盛りだくさんです。

僕達Z世代は買い物などもオンラインで完結できます。また、コンビニなどでセルフレジが導入され流など、店員と話すことをせずとも買い物ができます。
だからこそ、お店の店主の方のお話をしながら買い物をしたり、紙芝居などの対話形式のエンターテインメントはとても新鮮に感じます。

また、ここ最近はコロナウイルスの影響もあり、人と人との繋がりが希薄になってきていると思います。
そんな中、この西武園ゆうえんちで味わうことのできる人の温かみが人気の理由なのだと思います。

若者が本当に求めていること

これらのことを踏まえると若者が求めていることは大きく二つあると思います。
一つ目は非日常です。これはインスタ映えなどの言葉で表現されるようなものです。日常では得ることのできない体験・モノを若者は求めています。

二つ目はリアルでの人とのつながりです。
デジタルで完結で完結できるものは便利だなと思う反面、デジタルでないからこそ味わえる、人間味や人の温かさも求めています。
デジタルネイティブで画面越しでのコミュニケーションに慣れているからこそ、リアルでのコミュニケーションによって感じる人の温かさを味わいたいと思うのではないでしょうか。

今後、コロナウイルスが明け、より一層リアルでの体験の重要度が増してくるのではないでしょうか？

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