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幸運に恵まれたことに気付かなかったあの頃

あの頃シリーズ第四段

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コロナ禍ではあったが喫茶として営業している店舗に行きたい思いは強かった。

そもそもレギュラーコーヒーに触れたのがコロナ禍だったのもあり、喫茶店やカフェなどでハンドドリップしているところを見る経験がまったくなかったのだ。

不幸中の幸いで地元は当時、緊急事態宣言もまん防も発出されていなかった。

恐れながらも名前長いコロンビア豆探訪へと向かうことにした。

一軒目 M
ドリッパーはカリタ。かと思いきや三洋産業 CAFEC 有田焼扇形ドリッパー
名は コロンビア スプレモ
 酸味が美味い

二軒目 K
ドリッパーはカリタ101 樹脂
名は コロンビア 有機栽培
再会。どころか、さらに甘さのようなものまで感じる。

二軒目にして探訪を終えても良かったのだが選択肢がある以上気になってしまう。
もしかしたら、があるかも知れないと思ってさらにもう二件。

三軒目 R
ドリッパーはカリタ102 セラミック
名は コロンビア
熱々 苦い

四軒目 I
ここはサイフォン
名は コロンビア クレオパトラ
熱々 苦い

名前の長さ…
コロンビア
コロンビアスプレモ
コロンビアクレオパトラ
コロンビアゆうきさいばい

合ってる。そう。合ってる。長いは美味い。そう。うん。

地元で通える範囲の店舗は当時これしかなかった。
その少ない選択肢の中で再会が果たせたのは本当に幸運だったに違いない。
当時はそれほど感じていなかったのは恥ずべきことであろう。


そうしてコロンビア豆探訪はあっという間に終わり、店舗Kへと通い始め、色々と知っていくことになる。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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