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HARIO 浸漬式ドリッパー スイッチ

味の確認のために浸漬した液をドリッパーで濾すという抽出方法をしていた時期がある。

具体的には
豆      10g
湯温  90℃
湯量180 cc
3分間浸漬後、ドリッパーに注ぎ、落とし切り。

このレシピで淹れていた。

この方法のメリットは手ブレがほぼ出ないことと、レシオが1:18なのでわざと過抽出を起こしてネガティブな部分を浮き彫りにする事ができるところである。

しかしさすがに1:18はお客様の口に入る味からは、かけ離れ過ぎてると反省し、最近はこの淹れ方を使うときは1:15のレシオで確認している。

そしてこの方法の最大のデメリットは、洗い物が多すぎることだ。

サーバー2つ、ドリッパー、カップ、排水カップ、スプーン

これだけの洗い物が出る。
(※途中からカップを使わず、サーバーで直接飲むようになっていき上品さを代償に洗い物を減らした。)

さらに浸漬にしてるので片方のサーバーは粉ガラまみれだ。

それらの後処理が面倒でこのレシピとはしばらく疎遠になっていた。


そして今回のブラックフライデーでセールが来たのである。

HARIO 浸漬式ドリッパー スイッチ


そう、浸漬式ドリッパーを代表するクレバーと双璧をなすハリオスイッチ

これらのなにが良いか。
洗い物が減る。

サーバーは1つで良い。
粉ガラはすべてペーパーの中。
カップは…ちょうど切らしているとしておこう。

排水カップとスプーンはさすがに使わざるをえない。

しかしこれが実に楽で良い。

楽、ゆえにイタズラ心が芽生えてしまい、わざと過酷な抽出環境を試したくなり、100℃注湯をして不味いコーヒーを飲むハメになったりしていた。

さすがに100℃で3分はやり過ぎである。

ただ100℃注湯というのは温度計がない環境でも出来るのであえてレシピ作ってみようかと思い立って今のところのレシピは

浅めの焙煎なら  2:30
深めの焙煎なら  2:00

で透過開始が良さそうな感触である。

ちなみに円錐用のペーパーはこちらを使用している。

HARIO純正ペーパーを使うなら上記のレシピはおそらく通用しないのでご注意を。

ペーパーの記事もそのうち書こうと思います。



最後までお読みいただきありがとうございました。

茨城県神栖市で自家焙煎コーヒー豆通販屋をしております。
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