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ポエ文(ポエぶみ)

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極めて誇張の入った日記的な文章を綴っていきます。
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#現代詩

ポエ文(ぶみ)その16

何て言おうとしたか忘れた。言うまでもなかったことかもしれない、言う前に消えたほうが良かっ…

クイーカ
2年前
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ポエ文(ぶみ)その14

回線を速める。固まっていた動画が動きだす。こちら側は完全にフリーズしていて。枯れた植物は…

クイーカ
3年前
6

ポエ文(ぶみ)その14

ガラス造りのキャンディの中を、光の溶液が波打っていた。閃く赤や黄の電気に、中の光も伴って…

クイーカ
3年前
6

ポエ文(ぶみ)その13

ピンクとオレンジのかわいい憂鬱。が、白い細胞に溶け込んでいく。お砂糖とすすり涙の公約数め…

クイーカ
3年前
9

ポエ文(ぶみ)その12

ささくれだった冬の気配が、獣に似た足音、息遣い、が、する。気をつけろ!いつだって果実のよ…

クイーカ
3年前
3

ポエ文(ぶみ)その11

本日の鬱積をお風呂に沈めていこう。あぶくが水面に現れなくなるまでいよう。今回もなお欠席の…

クイーカ
3年前
8

ポエ文(ぶみ)その8

9月の風は、外側は冷たく、中で熱気が燻ぶっているような煮え切らない感触だ。それが体にぶつかって、アンビバレントを壊してしまった後悔の念を肩で切りながら歩く。 パンをついつい一個余分に買わせるのもこの風だ。たった一個椅子で貪る風体を思うと、食べたそばから腹が減る。体に穴が空いていて、隙間風が心を冷やすからだ。 外に出る前に靴を履くくらい当たり前に、僕たちは何かに与しなければならない。乗りかかった船の乗客ではいつまでもいられない。同じ色のもとへ集い、一つの方角へ歩かなければ。そう

ポエ文(ぶみ)その6

かなしみの雨が降っている。泥や澱を含んでいる。50日間を染め尽くした末、無色透明になっても…

クイーカ
3年前
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ポエ文(ぶみ)その4

微睡みの国の領土に半身突っ込んで、今日も呼吸の仕方を確かめる。境界線上を行き交うトビウオ…

クイーカ
3年前
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