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バナナの冬越しの方法:植物ライトを導入しました!その性能は?

11月の月次レポートでも報告しましたが、バナナを冬越しのために室内に取り込みました。また、できるだけ枯らさないようにするために、今回初めて植物ライトを導入しました!バナナの成長具合とともに報告したいと思います✌


我が家のバナナの紹介

おさらいとなりますが、まずは我が家のバナナについて紹介したいと思います🍌 我が家のバナナはドワーフナムワ、という品種です。一般的なバナナは5m以上に成長しますが、マンションのベランダでも栽培できる矮性品種になります。また、冬季にできるだけ枯れないように耐寒性のある品種を選びました!

ドワーフナムワのデータ

〇 株高さ:1.5~2m(地植えの場合)
〇 耐寒性:-5度以上(一般的な品種であるキャベンディッシュは5度以上)
〇 果実のサイズ:10~12cm 
〇 味:クリーミーな食感とハチミツの香りがする甘い風味が特徴

成長の様子

今年(2024年)の4月末に苗を購入し、栽培を開始しました。なので、7か月経ったことになります。まずは購入時の苗の様子がこちら。

購入時の苗の様子

そして7か月後の今の様子がこちら。

7ヶ月後の様子。でかい!

かなり大きくなりました!数字で比較するとこんな感じです↓
〇 樹高(偽茎の高さ):33cm → 71cm
〇 葉の長さ:36cm → 64cm
〇 葉の枚数(累計):7枚 → 19枚
ほぼ倍に成長しています!この驚くべき成長スピードはバナナが木ではなく草であるが故ですね。

室内への取り込み

ナムワバナナは耐寒性がある品種ではありますが、あくまで「バナナ」の中での話であり、植物全体から見ると決して寒さに強くはありません。-5度までは耐えられるものの、10度以下になると成長が完全に止まり、バナナにとっては厳しい環境と言えます。天気予報を見ると東京では11/8に最低気温が10度を下回る予報でしたので、この日までに室内に取り込むことにしました。

東京の11月の天気の実績

現時点ではバナナは7ガロンの不織布プランターに植えています。プランターのサイズは直径30cm、高さが35cmです。

上記の通りけっこうな大きさと重さに成長しているため、室内に取り込む際にはこの不織プランターのサイズに合うキャスター付きの鉢受けに乗せました。キャスター付きで移動が便利なことに加えて、水受けもあるので、室内で水やりしても床に水がこぼれることがなく、とても便利です!

植物育成ライト

今回、バナナを室内に取り込むにあたり、植物育成ライトも導入しました!耐寒性のないキャベンディッシュの経験ですが、室内に取り込むだけでは1月ごろからどんどん葉が枯れていき、寒さが和らぐ4月ごろには葉が1-2枚しかない状態になってしまいました。こうなると4月以降の成長がなかなか進まなくなってしまいます。そこで、今回は植物育成ライトを導入することで少しでも葉が枯れないようにできるかを検証してみることにしました。

植物ライトとライトソケット

調べてみると様々な種類の植物ライトが販売されており、照度や色もさまざまで値段もピンキリです。
バナナは日光が大好きな植物ですので、植物ライト選びでは何よりも照度が重要です。真夏の日中の太陽は約100,000ルクスになります。さすがにそこまでは必要ありませんが、冬の日中の太陽だと50,000ルクスくらいということなので、このくらいの照度のライトを探しました。
ブログ等を調べるともっと低い照度でも十分植物が育ちました!という記事を見るのですが、よく見てみると育てている植物が観葉植物だったりビカクシダなどの比較的耐陰性のある植物だったりするので注意が必要です!

また、今回ライトを設置する場所はリビングの壁に設置されている棚を使うことにしたので、クリップ型のライトソケットにしました。照度が高いライトはその分重さもあるため、ライトソケットや棚の耐荷重に合うことも念頭に選びました。

最終的に購入したライトとソケットはこちらになります。

ライトの主な仕様は以下の通りです。
〇 消費電力:20W
〇 照度(ライトより40cm離れた位置):6,1333ルクス
〇 寿命:30,000時間
〇 大きさ:13.5 x 12cm
〇 重さ:369g

思った以上に大きいので、リビングで主張しない色として銀&白色でよかったと思っています😊 ソケットには単純なオンオフスイッチしかないので、自動的にオンオフしたい場合には別途タイマーを用意すると便利です!

さっそくバナナの上に設置しました!棚板をクリップで挟んで固定したところ、上手くバナナに中心に光を当てることができました。

高さもいい感じです。ライトとバナナは60cmくらい離れてます。

植物ライトの照度計測

せっかくなので植物ライトの照度について、実際に計測してみました🔦 大体の雰囲気が分かればよいので、スマホのアプリで計測しました。
実際の計測結果がこちらになります。

照度の実測値

ライトの直下は離れていても十分な照度がありますが、真下から少しでも離れると照度が大きく低下することが分かりました。そのため、このライト1つでバナナの全体に十分な光を当てることは難しそうです。ただし、今回の目的はあくまで「枯らさない」ことであり、積極的に成長させることではないので問題ないかと思います!

まだ11月で室内が十分暖かいこともあるかと思いますが、室内に取り込んでから約20日後に新しい葉が展開しました!そのため、今のところは十分な性能なのかと。寒さが厳しくなり、蓄えていた養分もなくなっていくる1、2月にどうなるかが気になります!追って報告します😄

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