大型プランターの根詰まり対策:土の入れ替え
植物の成長が止まる冬の時期はプランターの植え替えの季節です!夏に大きく成長した株ではひと回り大きな鉢に植え替えます。
一方、これ以上大きく成長させない場合にはプランターから根鉢ごと一度取り出し、根を少しカットし同じ鉢に植えなおします。しかし、果樹などの大型プランターの場合、プランターから根鉢を取り出すのはかなりの重労働になりますし、そもそもできないケースもあるかと思います💦 できないからと言って何もやらないと根詰まりを起こし、年々収穫量が減っていってしまいます😱
そこで今回は大型プランターの植え替えの代わりとして、土の入れ替えの方法について紹介したいと思います!これで毎年豊作間違いなしです!
土の入れ替え時期と頻度
土の入れ替えは植物の活動が止まる11−2月が適期です。春に萌芽する直前は避けたほうが良いので、それまでにはやってしまいましょう!
頻度ですが、2年に1回で良いかと思います。植物の成長度合いにも依りますが、通常の植え替えと同じ頻度で考えて頂ければ問題ありません。植え替えよりは簡単ですが、それなりに大変で、特にプランターの数が多いので毎年はやらなくても良いかと思っています。
道具
大型プランターの土の入れ替えで必要な道具は、通常のプランターの植え替えに必要な道具とほぼ同じです。一つだけ違うのが、ノコギリを使います。
あまり大きくないものが良いですが、刃渡りがプランターの深さくらいあるとやりやすいです。私は下の写真のノコギリを使っています。鋭い切れ味などは必要ないので、100円ショップで買いました。ただし、園芸目的だと、錆びたり刃こぼれしやすいので、DIY用とは別に用意しています。
手順
まずノコギリを使って、プランターの四隅の土を切断します。切断する幅はプランターのサイズによりますが、3-4cmくらい切断しています。
下の写真のようにノコギリを突き刺し、ザクザクと切っていきます。出来れば深さ方向は全て切断したいので、切っていく最中にノコギリの先端が鉢底石に当たっている感触を感じられると良いかと思います。
四方を全て切断し終えると、切断した土を取り除きます。まずは手を使って土を引っ張り出しますが、根張りが進んでいると切断した形のまま、すっぽり取ることができます✌きれいに取れなかった場合には移植ゴテなどで掻き出します。理想は鉢底石が見えるまで取ることができると良いです。しかし、ノコギリで根をしっかりと切っていれば、そこから新しい根が生えてくるので、無理する必要はありません!
最後に、取り除いた部分に新しい土と肥料を入れます。プランターが深いと空洞ができやすいので、途中で手や割りばしなどで土を軽く押し込みながら土を入れていきます。
最後まで読んでもらい、ありがとうございます。
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