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#321 [哲学] 哲学は科学や言語を分析することにだという考え方。
第46週 第6日(土)哲学「分析哲学」
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。
今日は哲学「分析哲学」です。
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本の要約
分析哲学とは、まず20世紀初頭のイギリスで起こった。G・E・ムーア(1873~1958)とバートランド・ラッセル(1872~1970)は、数学基礎論などで怒った論理学の新たな進歩に大きな影響を受けていた。これによって彼らの哲学では、論理と言語が非常に重視された。
ラッセルの弟子ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(1889~1951)は、こうした思想を自著「論理哲学論考」(1921年)で展開し、言語と世界の論理構造を解き明かした。
もう一つ分析哲学に大きな影響を与えたのが、1920年代のウィーンで活躍した哲学者や科学者のグループ「ウィーン学団」が発展させた、論理実証主義である。論理実証主義は、哲学の役割は、科学理論の論理構造を分析すること以外にないと考えた。
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「論理哲学論考」(1921年)
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが生前に出版した唯一の哲学書である。
「論考」における基本の構えは、言語と世界は対応関係にあるはずだ、というもの。また、世界は「物」の総体ではなく「事実」の総体であり、事実は成立した「事態」からなるとしている。
詳しくは、よく理解できなかったので、参考だけ載せとく。
わかりやすく、結局何が言いたいのかまとめているところないかな。
ウィトゲンシュタインは著書を書き上げるとすべてを解き明かしたとして、哲学の世界から一旦身を引いて小学生の教員となった。
それほどまでに完璧なのか。