#111 [哲学] 思考の果てにたどり着いた真理
第16週 第6日(土)哲学「コギト・エルゴ・スム」
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。
今日は哲学「コギト・エルゴ・スム」です。
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本の要約
哲学で最も有名な文章といえば、ルネ・デカルトの「コギト・エルゴ・スム」(われ思う、ゆえにわれあり)だろう。この言葉は、フランスの哲学者ルネ・デカルト(1596~1650)がラテン語で書いた1641年の著書「省察」に登場する。
このフレーズは、信じているものすべてを徹底的に疑った末に出てきたものだ。唯一、自分が考えているということだけは、疑うことができなかった。デカルトいわく、自分が考えているということを疑うのは不可能である。
さらに、私が考えているということが確かならば、私が存在するということも確かなはずだと断言した。
デカルトの「コギト」の議論は、哲学者のいう自己認識の問題にとって共通の出発点になっている。
「私たちが自分の考え・感情・欲求について考えることと、それ以外のことについて考えることは、どう違うのか?」
その違いの一つは、自分の考えていることや感じていることを正直に述べるときには間違うことができないことだと考えている。
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すべてに疑問を持つこと
どこかで納得しないして結論をださないと、究極永遠に答えは見つからないものなのかもしれない。
プロの哲学者が悩みぬいた末、一つの答えしか出てこなかったのだから、すべてを深く考えすぎるのはよくないことなのかもしれない。
時間は有限だ。自分がなにについて考えなければいけないのか見極めてそれについて考えることが大切だと思った。
ルネ・デカルトについては下記を参照