カフェインレス生活をして、カフェインの効き目を知る。
#20230702-153
2023年7月2日(日)
もともと寝つきはとてもよくて――いや、枕に頭をつけて3秒で寝てしまうのは「寝つきがいい」のではなく「気絶している」という話も聞いたことがあるけれど――「眠れなくて困った」ことがない。むしろ「すぐ眠くなって困る」。
お腹がふくれれば眠くなるし、電車やバスの揺れは心地よくて睡魔との戦場だし、お風呂でうとうとして沈みかけたこともある。
それはコーヒーを飲もうが変わらなかった。
眠気覚ましにコーヒーを飲むなんて本当だろうか、と思っていた。
胃腸が丈夫でないので、一日せいぜい3杯ほどが限界だったが、飲む時刻を気にしたことはなかった。
カフェインレスの飲料というと、カフェイン摂取を避けたい妊娠中や授乳中の女性が飲むものだと思っていた。どちらとも縁がなかった私は気に留めることはなかった。
ただノコ(娘小4)が我が家に委託され、夫婦二人の生活がガラリと変わった。
眠いときに、寝たいだけ寝られない。
睡眠について考えるようになった。
限られた睡眠の質を上げるために浮上したのがカフェインレス生活。
コーヒーを飲んでも眠れるのでカフェインレスにしたところで、変わるようには思えない。それでも物は試しだとカフェインレスコーヒーに切り替えてみた。
玄米コーヒーやたんぽぽコーヒーと違い、カフェインレスコーヒーの味はいつも飲んでいたコーヒーと大差なかった。味や香りに不満がなかったので、スムーズに移行できた。
外出先だと、カフェインレスコーヒーがメニューにない場合もある。
ハーブティーやルイボスティーなどノンカフェイン飲料を注文すればいいが、どうしようもなくコーヒーの気分でとにかくコーヒーが飲みたいときがある。せっかくなのだから飲みたいものを飲みたい。ほかの飲物では満たされない。
ついコーヒーを頼んでしまう。
カフェインレスコーヒーに切り替えたときは、眠りに変化は感じなかった。
だが、カフェインレス生活になじんだ頃にカフェインを摂取したときが違った。
夜になっても眠くならず、頭の芯が冴え冴えとしている。頭がまわるので喋りたいことが尽きず、饒舌になる。むーくん(夫)が私より遅くに寝ても気付くことはなかったが、パッと目が覚める。
目はつぶり、体は寝ているのになんだか意識がある。
カフェインが抜けた体になって、はじめてカフェインの効き目がわかった。
いやぁ、すごい。
こうなると、夜しっかり寝たいため、カフェインの摂取をためらうようになる。
時折、コーヒーに惑わされて口にしてしまうこともあるけれど、夜でも覚めた頭の自分にギョッとする。
夜になると、すぐ眠くなるのでやりたいことができないのは不便だが、睡眠時間をしっかり伸ばすためにも眠気も大切だ。
夜になれば眠くなり、十分な睡眠をとった後、朝スッキリ目覚める。
このサイクルを作りたい。
「十分な睡眠」がまだ足りない。
次なる目標は睡眠時間を増やすことだが、子育て中なので簡単にはできない。
「ヤダヤダ」中のノコは散々宿題を後まわしにした挙句、半べそをかきながら夜遅くにやる。こちらは自分のやるべきことを済ませ、もう寝るだけなのに肝心のノコが寝ない。
今はそれが悩ましい。
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