#04 "自分のそのときを100%だと思う。いい時のイメージを捨てる"by 遠藤保仁
自分を信じろ!
前向いてポジティブに!
と言われても、なかなかできないものです。
この言葉を聞いた時、
「あぁ、めっちゃいい視点や。」
と、30代の自分に刺さったことを覚えています。
サッカー選手の発言ではあるものの、
他のスポーツやビジネスのプレゼン場面など、
あらゆる面でこの心持ちは生きるのではないでしょうか?
実際、ビジネスでも使えそうな本も複数出ています。
今回は、そんな42歳で現役Jリーガー、
日本代表最多出場記録者である遠藤保仁選手(通称:ヤットさん)の言葉から学び、アクションへつなげたいと思います。
この言葉が出てきたシーン
10代から「天才」と言われた当時のチームメイトである
ガンバ大阪の宇佐美選手が、
Youtubeの企画で、遠藤選手に1分間だけ相談できるというものです。
※現在動画が検索しても出てきませんでした。
宇佐美選手は、元日本代表で、2度の海外挑戦をしたものの、
挫折を味わい思うような結果が出ておらず、プレーにもかなりムラがあるイメージがあるのではないでしょうか。(めちゃめちゃうまいですが。)
遠藤選手は、対象的に、慌てず感情的にならない冷静なプレースタイルで、
あまりプレーに浮き沈みがない印象です。
会社でもスポーツでも一緒だと思いますが、
おそらく普段の生活で大先輩にこのような質問はできないでしょうし、
企画だからこそ引き出せた貴重な話だったと思います。
この言葉をチョイスした理由
体調が悪かったから、仕方ない。
体調が良かったら、もっとできた。
準備の時間が少なかったから、仕方ない。
時間があれば、自分にだってできた。
苦手だから、仕方ない。
あいつは得意だからできたんだ。
何らかの自分のパフォーマンス終わった時、
自分を納得させるために
このように考えたことがある人は多いのではないでしょうか?
そう考えた時、周りに自分よりいいパフォーマンスをした人間が
いることが多いと思います。
試合だと、チームメイトか相手チームの選手、
ビジネスでは、同僚やお客様など。
体調や時間、得意不得意のせいにしても
結局周りでできている人がいる現実。
悔しいですよね。
そう日々感じていた中で、
「できなかった自分を認識すること。」
そして、次の一歩を進むためには
「ホンマはこうだったら、できたのに!」なんて言い訳せずに
今の自分を100%と思うことが
自分を納得させる言葉としてしっくりきたんです。
この言葉から次のアクションへ
そして、40歳過ぎても「練習」という言葉が出てきています。
ビジネスではあまり聞かないですよね。
あえて言い換えれば、「学ぶこと」でしょうか。
30代になると頭が硬くなり始め、
自分とは違う意見を聞いたときに受け入れられず、
許せない気持ちになる人がいます。
私は今、「大企業」と呼ばれる会社に所属していますが、
年功序列の階段を順調に登って行った人たちに多く、
多くの業種を経験された人には少ないように感じています。
多くの業種を経験された人には、
いろんな価値観の人に出会ったりすることで、
ある程度自分に自信があるように思います。
少し話がそれてしまいましたが、
どんな晴れ舞台でも現状の自分を100%と認識し、
過去の栄光に引っ張られずに、次の一歩「学ぶこと」を改めて認識させられるとても良い言葉だと思いました。
今回の記事は、これで以上です。
動画がないので、イメージしづらかったかもしれません。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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