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「ありがとう」と「おいしい」

心って目に見えないし手で触れない。だからと言って心は無いってわけじゃない。見えなくて触れなくても心は確かにある。

身体に栄養が必要なように心も栄養を欲してる。栄養が行き渡った心はそこに落ち着いて安定する。安定してるから何が起きてもゆったりと受け止めることができる。

栄養不足を起こした心はとても不安定で、少しのことで腹が立ったり悲しくなったり場合によっては心自体が壊れてしまったりする。

じゃあどうやって心の栄養を、って話になる。ものすごく大雑把に言うと、自分自身を存在として認めてもらえることが心にとっての栄養になる。持ち物や行動を認めてもらうのもそれなりに栄養になる。

認めていることを言葉で伝えるなら「ありがとう」がとても簡単だし伝えるチャンスもたくさんある。有り難さに敏感でいよう。気がつくたびにありがとうを伝えよう。伝えた相手の心に栄養が届く。

誰からも「ありがとう」って言ってもらえないってときには「おいしい」とつぶやこう。たいていの食べ物はおいしいものだ。ちょっと期待通りでないこともあるけど。食べたり飲んだりするたびに「おいしい」と、できれば声に出してみる。

おいしいものを食べている自分を自分で認める。

もしも一緒に食事している人がいたなら、その人にも心の栄養が届く。大勢でわいわいやってるときなど、その場全体に栄養が行き渡る。その食べ物を作ってくれた人がそばにいるなら「おいしい」という反応がどれほど嬉しいか。

「ありがとう」と「おいしい」を多用して世界を心の栄養で満たそう。

世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。