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人を喜ばせるために生まれてきた

人間がこの世に生まれてきたことに意味や理由があるとしたら、それはきっと世の中を良くするためだと思ってる。

好みの問題もあるから何が良いとか何が良くないとかいろいろあるよね。その物差しを全生命が共有しているとも考えにくい。弱肉強食。

宇宙のスケールで考えようとすると気が遠くなるから、まあいいかって感じで身のまわりについて考えてみる。

自然の理にかなっているとき、人間は心地良さを感じるものらしい。理にかなっていないとき、疲れたり痛かったり不愉快だったりする。

これまでいろんな心地良さを感じてきた。さっき袖を通したフリースの肌触りが超心地良かった。マンションの玄関から出た瞬間の空気が頬に心地良かった。

身体が感じ取る心地良さのほかにも、ぷらっと入った雑貨屋さんでグッとくるマグカップ見つけたときとか、よし買って帰ろうってレジに持ってったらめちゃくちゃ感じ良い対応を受けたときとか、心地良さというか喜びが胸いっぱいに広がってくる。

誰かに喜んでもらえたときなんて最高に嬉しいよね。嬉しくない?

俺は思う。

人間は人を喜ばせるために生まれてきたから、その目的が果たせたとき最高に心地良くなるのだ。自然の理にかなってる。

反対に、人を悲しませたり怒らせたりするからモヤモヤしちゃう。心地良くない。やましいことしてるから幸せを感じられない。

特殊詐欺だとか強盗だとかのニュースに触れるたび、生命の使いみちを間違えてるよなって思う。

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桑原和弘/陽明学/リーダーシップ/幕末好き
世界のゴキゲンが増えるといいなって考えたりしゃべったり書いたりしてます。ありがとうございます。