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pumpkin_tarte
「強み」を知りたければ聞いてみよう
ビジネスで「自社の強みを知ろう」ってよく言われるよね。で、自分たちで探ってみるわけだ。すぐ見つかったりなかなか見つからなかったり。
そんでね、その見つけた「強み」って誰にとっての強みなんだろうって考えてみて。ほんとに自社の強みになってるかなって。
たとえばAmazonと楽天。Amazonは各ショップの個性がほぼすべて消されてて購入者に「Amazonで買っている」と安心感を与えて購入しやすくするところが数ある強みのひとつ。一方の楽天は各ショップの独自色が鮮明なので出店する立場からだと(やり方によっては)たくさんのテナントの中から自社を選んでもらいやすいというのが強みとなる。
その強み、Amazonが好きな購買者にしてみれば楽天の魅力として受け取らないどころか、なんだかゴチャゴチャしてて買いにくいなあって思うかも知れない。
iPhoneの強みはAndroidユーザーには響かないかも知れないし、Androidの強みはiPhoneファンには届かないかも知れない。
自社で考える自社の強みって本当に強みなんだろうか、の問いかけ。日常的なやり取りの中に答やヒントがある。
お客様や他部署の人たちから喜びの声をもらったことはないか? 喜びのほか、ちょっとしたお小言をもらったことはないか?
ひとつひとつ思い出して書き出して並べて眺めてみると、自社の強みや次にやるべきアクションが浮かび上がってくる。
わかんないことは聞いてみる。それに尽きる。
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