春の服・俳句3句
マネキンのはや柔らかき春の服
まねきんのはややはらかきはるのふく (季語・春)
デパートはすっかり春。まだちょっと寒そうだがマネキンたちは早くも春の服、良いなぁ、買いたいなぁと、値段を見てやっぱりやめておこう、と。
風ひかる盲導犬のバンダナよ
かぜひかるもうどうけんのばんだなよ (季語・風光る)
盲導犬のなんと穏やかな表情。首に巻かれた黄色のバンダナが
春の日に輝いている。
会いたしと友より手紙春時雨
あいたしとともよりてがみはるしぐれ (季語・春時雨)
故郷の友から封書が届いた。昨年手術を受けたという。
「会いたいね、もう少し良くなったら会おうね」と返事を書く。
外は春の雨が降っていたが、もう止んだようだ。
おわり
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