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俳句(か・き・く)


かくれんぼ置き去り鬼に風寒し    (季語・寒し)
かくれんぼおきざりおににかぜさむし

小学生のころ、かくれんぼの鬼になって数えている間に
友達がみんな帰ってしまった。探しても誰も見つからず
置き去りにされた私には初冬の風がよけいに冷たく
感じられたのでした。
(その後泣きながら帰った、という可哀そうな子でした。)

かくれんぼ置き去り鬼の風寒し
👆推敲後(鶫さんのアドバイス・季語を立たせるため)


君のハグ頬の近さや冬紅葉    (季語・冬紅葉)
きみのはぐほおのちかさやふゆもみじ

テレビ番組で若い二人がハグしている場面があり、ああ
私にもそんな思い出あったなぁ、あの時、頬が近くて
嬉しいやらびっくりやらだったなぁ、と思って。
冬紅葉、とは枯れ葉のなかでひときわ鮮やかな紅葉。
そのぱっと目立つ紅にあっているかな、どうでしょうか。

君のハグ頬の近さを冬紅葉
👆推敲後(紫乃さんのアドバイス・三段切れ疑惑あり、のため)


靴底の硬きカイロよ漕ぐペダル    (季語・カイロ)  
くつそこのかたきかいろよこぐぺだる

冬の自転車は寒い。靴底にホッカイロを入れてペダルを漕ぐと
足先からじんわり温かいのです。
漕ぐたびに、足に固いカイロがあたるので。

俳句幼稚園・弐 に初めての投稿です。
ご感想、コメントお待ちしています。




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