吉本ばなな『TSUGUMI』 再読
こんにちは。
昨日は雨音を聴きながら 吉本ばなな『TSUGUMI』 を
再読していました。
『TSUGUMI』との出会いは中学生の頃に兄の本棚から持ち出して
読んだのが最初だったと思います。
多感な時期に読んだせいか、
私の忘れられない大切な小説の一つになっています。
私はこの時期の吉本ばななの瑞々しい表現が大好きです。
搾りたてのオレンジジュースを飲んだ時のように、
言葉が優しく体にしみ込んでくる感じがたまりません。
自分がまるでその場に居るように感じさせてしまう描写にも
読む度に毎回驚かされています。
もちろん、今回も海の潮風や夏の雰囲気をたっぷり感じさせてもらいました。
おかげで、すでに夏が待ち遠しくなってしまったほどです。
吉本ばななは『アムリタ』も『キッチン』も好きです。
この二つの小説も今も手放せずに時々読み返しています。
今日も外は雨。
私にとっては読書日和。
今日も本をお供に過ごしたいと思います。
みなさまも今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。
今回も読んでいただきありがとうございます。