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双極性障害の波|自己破産して奨学金を返せなかった話
最近、大学の同級生たちとグループLINEで奨学金の話題になった。
大学時代に奨学金を受けていた身として、いろいろコメントしていたのだけど、同時に暗い過去も引きずり出すことになった。
30代半ばに自己破産しているのだ。
その関係もあって、奨学金は完済できていない。
そんな事実もグループLINEでは話しておいたけれど、みんながコメントしづらそうにしていたのは感じた。
自己破産につながる借金の始まりは20代を過ごした沖縄時代に遡る。
あの頃に消費者金融で借入をしたのが良くなかった。
1年だけだけど、個人事業主として過ごした時期に運転資金として借入したものが雪だるま式に膨らんだ。
その後、ちゃんと雇用もされてちゃんと給料ももらっていたけれど、借金の返済のために借金を繰り返す悪循環に陥っていた。
そんなときに過労とパワハラがきっかけで、強い抑うつ状態になって働けなくなったのだ。
収入がないのに、返済はあるっていう状況。
よく希死念慮が出てこなかったなと思う。
そんな状況だけど、沖縄から北海道へ引っ越しもした。(よく賃貸の審査通ったなと思う)
転地療養はうまくいったと思う。
また働けるようになった。
でも借金は大きく膨らんでいた。
生活費が足らなくて借入を繰り返していた。(闇金じゃなくても貸してくれるところはあった)
非正規雇用で不安定だったのも影響して、返済が滞るようなった頃に再び抑うつ状態で働けなくなった。
もうギブアップだった。
奨学金も含めて数百万円の負債を抱えて自己破産した。
自己破産するのと同じ頃に双極性障害と診断名が変わって、障害者手帳の申請も行っている。
その頃の主治医はもういないけれど、自分の何を見て診断名を変えたのか聞けずじまいだった。(記憶がないだけかもしれないけど)
お金と病気の話。
就労を継続できないことで収入が不安定になること。
今もそのリスクは抱えているので、借金には気をつけている。
でも軽躁状態でお金を使いすぎてカードの支払いが収入を超過しているときもあったりする。
車のローンが無駄に長かったりする。
働けている間にローンは返しておきたい。
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