すっかり忘れてたら美味しいお酒が出来た話
こんにちは、にっしーです。
本日は、果実酒の話です。
一時期凝ったんですよ。
梅酒に始まり、ビワ酒とかイチゴ酒とかみかん酒とか。
でもアレって作れば作るほど、瓶が場所をとります。
そして吞むまでに半年はかかります。
つまり邪魔になる。
ついに妻から果実酒作り禁止令が発令。
これは絶対です。
その内に、部屋の隅で忘れ去られた果実酒の中に、クルミ酒があったんですね。
みかん酒やイチゴ酒は、妻も呑んだりして好評だったのですが、クルミ酒はちょっと呑む気になれない外見になってまして……。
要は真っ黒なお酒になってたワケです。
ある日、妻が言いました。
「呑まないなら捨ててよ」
世の奥さま方なら当然こう言うであろう言葉です。
でもせっかく作ったんだし、ひとくち味見してから捨てようと。
恐る恐るグラスに注ぎ……。
香りは……呑めそうです。
そして、ひとくち……。
!!!?
びっくりです。
「チョコレートだ!」
「えっ!?」
疑惑の目100%の妻がグラスを奪い、香りを嗅ぎます。
「呑んでみ? マジでチョコだから」
騙したら許さないから! な目で、妻もクルミ酒をひとくち……。
「ホントだ! 何入れた?」
「クルミだけだよ」
「マジで!? なんでこんな味になるの?」
クルミ酒を作ったのも呑んだのも初めてです。
でもでも、お酒の中に、芳醇なチョコレートの風味が溶け込んで、とても濃厚な美味しいお酒になってたんです。
どちらかと言うと、冬の寒い夜、寝る前にお湯割りで呑むと良さそうな味。
作り方はうろ覚えです。
でも、入れたのは、殻のままのクルミをそのまま。(半分に割るとかしてません)
甘ったるくなるのは嫌なので、氷砂糖はクルミの半分程度。
ホワイトリカーは適当にドバドバと。
何かの本でクルミ酒の存在を知ったのですが、その本にも詳しい分量は書かれていませんでした。
つまり適当に作っても、時間さえ過ぎれば、チョコレートの香り漂うお酒が出来るってことじゃないでしょうか?
女性が好むお酒だと思います。
適当なレシピしか書いてませんが、興味のある方はぜひ!
ちなみにですけど、2~3年は放置してたと思われます。
本当は、どれくらいで呑めるようになるんでしょうね。
わざわざここに書くほどの味だった、っことです。