【上司学】パワハラ上司に捧げます、『アンパンマンのマーチ』

毎日12時間以上、ブラック不動産会社で働く女、リリックです。
12時間働くことって、社畜に特化した私にとって苦ではないんです。ただ、12時間機嫌の悪い上司の機嫌を伺うのが苦なんです。
私が社会に伝えたい【上司の方々、自分の機嫌は自分で取ってください】と言う短いメッセージを、たらたら長文で回りくどく説明するためのnoteです。
耳かっぽじれJAPAN, please.

<【上司学第5講義】上司に捧げるアンパンマンマーチ>

自分の人生の課題にちゃんと向き合ってきた人しか、いい上司にはなれないんだろうなっていう持論を、できるだけわかりにくく説明します。

パワハラの何が辛いかを、昼間にパワハラされながら考えていた。

人格否定される辛さ、上司のイライラや機嫌に影響される辛さ。
それはもちろん存在している。

でも、パワハラの一番の辛さはそれじゃないんだよな。
パワハラをするような、人間の人間性への絶望。
人間の限界への絶望なんよな。

そう思った時、頭のなかにメロディーが流れてきたんだ。
ああ、ジャムおじさんのシルエットも見えてきた。
ストレスで遂におかしくなってきたよ。


アンパンマンのマーチ、幼い頃、よく歌ったものだ。
鮮明な記憶はないのだけど、幼稚園でお友達と声を合わせて歌ったこともあったと思う。

「なんのために生まれて、なんのために生きるのか、わからないまま終わる、そんなのは嫌だ」

幼稚園児たちが、無我夢中で歌っている姿を想像するとわろてまう。
そのくらい、深すぎる人類の命題だ。

私は、5歳の時にこの曲を聞いたのに、15年後の
多分20歳くらいの時に、「なんのために生まれて、なんのために生きるのか」自分の答えが見つかって、職員室にいた、やなせたかし先生に、提出が遅くなりすみません。と断りを入れて、なんとか提出が認められた。

やなせ先生は優しいから、
「提出してくれてありがとう。期限を設けてたわけじゃないからいいんだよ。問題に取り組むこと、提出することが大事だから。」
と声をかけてくれて、恩師やなーと思った記憶がある。(ない)

私が、先生に提出したノートに書いたのは、
「幸せになるため。人を幸せにするため」の16文字で、
ノートの一行に入り切った。

先生には、
「ワイルドだねー。結構端的にまとめたのね。」ってイジられた。

「テキトーすぎですかね(笑)。でも、これ以外思いつかなかったし、アンパンマンも、自分の幸せを確保できているから、人に顔の一部食わせることができるんちゃうかなって思って・・・」

と、褒められる気満々で、説明したら、

「お前がアンパンマン語るんじゃねーよ」って頭をこつかれた。
やなせ先生の地雷、ここでした。


パワハラ上司は、やなせ先生に、ノートになんて書いて提出したのだろう。
とふと考える。

多分「仕事で成果を出すため」か、まだ考えてなくて提出してないの2択やと思う。
それもそれでいいし。私の提出が正解なわけでもないし、正解があるわけでも、提出がマストでもないからいいんだけどさ。

でも一つ思う。

もし彼が、人生の命題に向き合っていたら、パワハラなんてしただろうか。いや、しない。(漢文?)

パワハラ。仕事中なら、同僚を傷つけても良いと思っているその感性。
あるいは、自分の権力を奪われる恐怖を、相手への威嚇として表現する、ある意味で動物的だが、脳の大きな動物である人間として、理性で乗り越えようよ・・・と思わされる本能。

なんのために生まれて、なんのために生きるのか、5歳の時に出された宿題に取り組まなかったツケが、今あなたの部下に回ってきている。
いい迷惑です。

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