「ミス・シャーロック」
昨日、まとめて観ました。この作品はHuluでやってたんでしょうか。その辺はよくわからないのですが、前から気になっていたので。
主演のシャーロック役は竹内結子さん。ワトソン役に貫地谷しほりさん。
見始めてすぐに黒幕とキーマンはわかってしまうのですが、ホームズものは展開を楽しめればそんなのはどうでもいいのです。
ハラハラドキドキ、次の展開はどうなるの?なんて思いながら引き込まれてしまいました。
シャーロックが警察から追われる身になってからは特に。誤認であることがラストで明かされるんですけどね。
シャーロックに復讐をするように銃を向けた和都(=ワトソン)にシャーロックが友情を語るシーンは胸が熱くなりました。なぜ、和都がシャーロックに銃を向けるかは見てのお楽しみ。原作にはない展開ですね。ヒントは黒幕の職業は心理カウンセラーというところ。(和都はちゃんと戦場帰りの医師ですがカウンセリングに通っていました)
そして、シャーロックは黒幕と共にライヘンバッハビルから飛び降りるわけです。勿論、和都は原作さながらに泣き叫ぶわけです。そして、シャーロックと過ごしたアパートを引っ越すことになります。
でも、忘れてはいけません。原作を読んだ方はわかりますよね。
シャーロックは実は……。という結末で終わります。
ホームズの決まりポーズの手の指先を合わせて考える仕草が似合っていてよかったです。
竹内結子さん、素敵な女優さんです。本当に残念です。
このドラマ、短編のようにテンポよく進みますので、見ていて気持ちいいくらいです。余計なところは全てそぎおとしたような感じです。
私はシャーロキアンではありませんが、それでもとても楽しかったです。砂粒で部屋の主の職業を当てちゃうとことかね。