アナログゲームは最高のコミュニケーションツール!
今年も残り3日となりました。
振り返ると、一年って本当にあっという間ですね。
2023年も、あっという間の「間」にいろいろなことにチャレンジしながら、後悔のない日々を送って行けたらと思っています。
先日は、冬休み企画と題しまして、
「アナログゲームであそぼう!」を行いました。
告知は、実は駅でのチラシ掲示とこちらのnoteくらいで、ほとんどしていなかったのですが(本当に地道です)、普段、私個人の活動でもお世話になっている相模原市産業振興財団さんがフェイスブックでこちらの活動もご紹介していただいている経緯もありまして、おかげさまで少しずつ認知してもらえるようになりました。
また今回は、相模原市内の子育て情報や子育て関連のニュースなどを発信されている「こみかる☆きっず相模原」さん経由でご参加いただいた親子さんもいらっしゃり、本当にありがたく思っております。
また、直前に体調不良などで参加ができなかったお子さんもいらっしゃったのですが、春休みも行う予定ですので、是非遊びに来てもらえたら嬉しいです。
こちらにいらっしゃる子育てママさんたちとの会話は、悩みも共通することが多く、私自身も救われることがただあります。
お子さんの健やかなる成長を願うのは、どんな親御さんも同じ気持ちだと思いますので、今後もママさん同士の情報交換や交流の場でもあり続けられればいいなぁと思っています。
また、こちらの相模原市でも、もっとたくさんの居場所づくりが広がるように、微力ながらお手伝いさせていただきたいと考えておりますので、もし、ご関心のある方はご連絡くださいませ。
さてさて、子どもたちと言いますと、大人が見習わなくてはいけないくらいいつも順応性に長けていて、たとえ初対面同士であっても、ゲームをする時などは、自然と年功序列的秩序が発動され、上手に空気が循環していて、いつもスゴイなぁと思ってしまいます。
大人が「あ~すれば?こ~すれば?」と働きかけなくても、ゲームのラインナップを見た瞬間に「これやりたい」「あれやりたい」と能動的に選んでくれることも多いので、そのゲームをやりたい人同士で自然に集まってくるといった感じで、実は私はだいぶ楽をさせてもらっています(笑)
今回は、カワイイ園児さんにも来てもらいました(^▽^)
用意したゲームは、ちょっとだけ対象年齢が高めのものが多かったため、楽しんでもらえるか心配だったのですが、どうやら「ナンジャモンジャ」だけは違っていたようです。笑顔で「勝ったよ~!」とこちらに教えにきてくれた時は、こちらまで笑顔になっていました。
そんな「ナンジャモンジャ」とは、どんなゲームかと言いますと、
パッケージをよく見たら、対象が4歳~大人となっており、今回初めて知りました。これでしたら幅広い年齢層でも楽しくプレイできますね。私も勉強になりました。これからは「ナンジャモンジャ」は忘れずに持って行こうと思います。ちなみに我が子のクラスでは、トランプの他にもこのゲームが置いてあるそうで、雨の日は大活躍しているそうです。
そして、小学生の低学年くらいになりますと、ボキャブラリーもだいぶ豊かになってきていると思いますので、こちらの「もじぴったん」もオススメです。
こちらは、今回来てもらった小学生のお子さんとママさんにも実際に気に入ってもらったカードゲームです。持っている手札が早くなくなった人が勝ち。なので、一回の言葉が長ければ長いほど、ゴールも近い。
また「誰もが知っている言葉」というルールだけを設けて、後は、形容詞でも、話し言葉でも、身内の名前でも、何でもOKにしたら、次々と面白いワードが生まれ、さすがと感心せずにはいられませんでした。本当に子どもの発想力って素晴らしい!ママさんもサクサクと長いワードを作り上げ、早々と手札も無くなり、初めてなのを感じさせないくらいでした。スゴイ!逆に私はいつも保守的2文字止まり(;^ω^)
そもそも、アナログゲームって何だろう?
という原点的なお話しをしなければなりませんでしたね。
簡単に言うと、
「電源を使わないゲーム」のこと。
テレビゲームの登場で「デジタルゲーム」との対比で、デジタル機器を使わないことから「アナログゲーム」と呼ばれるようになったそうです。
なので、テレビゲームなどの「デジタルゲーム」以外はすべて、アナログゲームとも言えそうです。
昔から馴染みのある「トランプ」や「UNO」「リバーシ」なども、典型的な「アナログゲーム」の部類に入ります。
また、鬼ごっこやけん玉などの昔あそびも、非電源なあそびなので「アナログゲーム」に入るのかな。
テレビゲームが登場する前までの遊びは、全て「アナログゲーム」になりますね。
最近では「非認知能力」を伸ばすのに適していると「アナログゲーム」が見直されているそうです。
「非認知能力」とは、読み書き・計算などの数値では計れない能力のことで「社会情動的スキル」とも呼ばれています。また生きて行くために必要な能力ということで、現在では文科省でも積極的に推奨しており、教育や療育などにも多く取り入れられ注目されていますが、そもそもアナログゲームしかなかった時代は「非認知能力」の良さがここまで評価されるということはなく、逆に反対の「認知能力」、テストや学校の成績、IQなどの数値で測れる力、すなわち成績至上主義に評価が置かれていきました。
そして今、「非認知能力」が評価されている背景には、「認知能力」の追及の弊害も潜んでいることに私たちは気づかないと、また同じことの繰り返しになるのではないかと危惧しています。
「非認知能力」が高い方が優れている。
「認知能力」が高い方が優れている。
という二元論で判断するのではなく、「非認知能力」を大切にすることで「認知能力」も自然と高めることができるような意識の拡大が必要になっていく、そんな世の中になっていくような気がします。
どちらかを切り捨てるのではなく、双方のいいとこどりが出来るような教育がこれからは求められるのではないでしょうか?
どちらか一方を知るためには、どちらか一方も経験すること他ないと思いますし、今の時代は「非認知能力」も「認知能力」もニコイチとして経験できる豊かな時代ともいえるかもしれませんね。
と、なんだか難しい話へと波及してしまいましたが「アナログゲーム」は、たとえモノがなくても、2人以上いれば(一人でも)、いくらでも無限に遊べるオールマイティかつ普遍的な役目を担っている素晴らしいツールであることは確かなようです。
私自身が子どもの頃(ファミコン以前)にたくさん遊んできたアナログゲームを含め、これからも面白そうだと思ったゲームや遊びを見つけたらご紹介できればと思っています。また、教えていただけたら嬉しいです。
ちなみに家では子ども達と一緒にswitchやYou Tubeなども見ていますので、偏らないことが一番大切かなと思っています。私自身、自称元デジタルゲーマーだったことが、少しでもお役立てできるのであれば、この上ない喜びです。
春休みもアナログゲームを持って行きますので、楽しみにしていてくださいね!
次回のフリースペースばうむのご案内です。
来年から第4火曜日から第3火曜日に変更になりました。
その日は、お隣でほっこり座さんの「大人の紙芝居」も開催されますので、お子さんが本を読んでいる間、親御さんはゆっくりとご観覧いただけます。「ほっこり座」さんの名前の通り、とてもほっこり癒されます。私も大好きです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?