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【小1不登校】3/31の引越し、からの入学、大きな環境の変化
小1で完全不登校、小2から少しずつ再登校している息子(現在小3)との記録シリーズです。同じような環境の方に経験者として少しでも参考になればと思い記録を残しています。
3/31慣れ親しんだ場所からの長距離引越し
幼稚園や保育園から小学校に上がる。
これはきっとどんな親子でもドキドキするし結構ギャップを感じるものだと思う。
とはいえ、私や夫は子供時代の記憶はほぼなく、小学校はまぁまぁ楽しかった!としか思っていなかった。
実際親の立場で卒園から入学を経験して、ぁあだいぶ環境が違うんだなとびっくりしたのが正直な気持ち。
そもそも私が小学校に上がったなんて30年も前の話で、今の教育、小学校はだいぶ違うのだとも思う。
さらに我が家の場合、3月末に結構な距離の引越しがあったから環境のギャップを感じるのは尚更だ。
我が家はいわゆる転勤族で、結婚してから2〜3年に一度のスパンで引越しをしている。
私も夫も地元は関東地方で
愛知県(2度転居)→三重県
と8年間東海エリアに住んでいたので、すっかり気持ちは東海の人間だった。
特に3年住んだ三重県は本当に好きな地で、子育て環境もとても良かった。
同世代のファミリーが周りにたくさんいて、引越した翌日からアパートのお友達と遊ぶようになり、幼稚園も一緒。
幼稚園から帰ったらみんなでアパートの駐車場で遊んだり、お家を行き来したり、ちょっと歩けば「あ!〇〇ちゃーん」なんていう距離感。
それに三重の人はとてもあたたかい。
人見知りな私でも、周りにたくさん助けてくれるママ友がいていつも頼りにしていたものだ。
長男も同じ幼稚園に3年通い、いつも可愛がってくれる先生、仲良しの気が合うお友達、決まった遊び場など、とても安心した環境が出来上がっていたのだと思う。
引越しの日も、業者の遅れでまさかの夜21時出発だったにも関わらず、近所のお友達がファミリーで見送りに来てくれた。
今思い出しても泣ける。
正直私は悲しくて寂しくて毎日泣いていたのだけど、それをよそに長男は新しい家、生活を楽しみにしているように見えた。
幼稚園でも先生に、〇〇小学校に決まったよ!新しいおうち楽しみ!小学校近いしよかった!など前向きな発言をしていた。
それも今思えば、周りの変化に敏感で気遣いをする長男らしい行動だったのかもしれない。
本当は長男も寂しくて不安だったのかも。
引越しは入学式の約10日前だった。
1カ月足らずで荷造り、お遊戯会、卒園式、お友達とのお別れ、次男の退園、仕事の調整など本当に怒涛の日々。
私は引越しの翌日、高熱で寝込んでしまった。
夜な夜な夫と東京から手伝いに来てくれた母が「さんすうセット」の名前シールを貼ってくれた。
緊張の入学式と新生活を楽しむ長男
入学式の日、道も覚えたてで誰も知らない会場で私は緊張でいっぱいだった。
入り口に貼ってある祝電を見ると、三重県の幼稚園から写真付きの電報が届いており懐かしい顔ぶれに思わず涙してしまった。
息子は3月生まれで背も小さくひょろっとしている。
幼稚園でもずっと一番前で、ちっちゃくて可愛いそんなふうにいつもみんなに可愛がってもらっていた。
小学校でももちろん一番小さく集合写真を見るといつも以上に小さく見えた。
小学校は3クラスで、家からもチャイムが聞こえるほど近い。
田舎暮らしが長かったものだから、都会の子達とちゃんとやっていけるかな(と言っても関東の割と田舎なのだが)と心配したが、子どもたちの雰囲気はそんなにどこでも変わりなく、自然豊かな地域で敷地も広く伸び伸びとした良い空気感で安心した。
息子も、小学校近いね!校庭めっちゃ広い!と楽しそうな雰囲気を感じとったようだ。
そして小学校生活が始まった。
私は経験がないのだが、家が近くの子どもたちが集まって登校する集団登校スタイル。
班は細かく地区ごとに構成されていて1年生から6年生まで7〜8名いて6年生が班長だ。
入学後数週間は行きも帰りも親が途中まで見守るというルールがあったので、子どもたちの様子を見ることができた。
息子は登校班やクラスのお友達もすぐにできたようで、色々な話をしてくれた。
給食がめちゃくちゃ美味しかった!
幼稚園より美味しい!
と感動したようで
学校どう?と聞くと
「めっちゃ楽しい!」と笑顔で答えていた。
正直、私はここで少し違和感を感じていたのも事実。
なぜなら息子は、集団行動には問題ないものの、幼稚園もたまに休み、基本的にお休み大好き!行きたくない!と言うタイプだったからだ。
幼稚園時代は空手も習っていたのだけど、審査会や大会は緊張するから嫌だとはっきり言っていたり、初めての空間は基本的に苦手だったし。
もちろん幼稚園も空手も楽しんで通ってはいたけど…
そんな割と慎重派な息子が毎日楽しい!
もう1人で帰って来れる!
なんていうものだから、ちょっと驚いた。
でも私は当時不安でしかなかったので、息子の生き生きとした様子を見てホッとした(いや、もしかしたら見てみぬふりをしていたのかも)。
ぁあよかった。
不安なのは私だけだったのかも。
私も早く新しい環境に慣れなくちゃと思っていたのだった。
この後、まさか不登校になるなんて微塵にも思っていなかった。
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