考えること、大切にしていますか?
自分の人生なのだから、
自分の考えを大切にしてるに
決まってるじゃないか。
みなさん、
そう思われているかもしれませんね。
でも、冷静に自分と
向き合ってみてください。
周囲の空気に流されてはいませんか?
なんとなくの行動で
毎日を送ってはいませんか?
時には周りの雰囲気に合わせてしまったり、
トラブルを避けるために、
自分の気持ちを押し殺してしまうこともあると思うんですね。
また、世間体というものが気になって、
今まさに望んでもいない道を歩んでいる人も
世の中にはいるのかもしれません。
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人生の中で関わる多くの人は、
生まれてきた環境も違えば、
性別や育んできた感性も違います。
そんな一人ひとりが日常の中で
一つのことに向かっていくのだから、
意見の不一致は当然起こるものですよね。
そうした中で、
時にはお客さんの意向や、
組織の大きな意見に従わなければいけないことも
もちろんあります。
多くの人はこうした時に、
自分の「考えを持つことの無意味さ」を感じます。
そして、どうせ思うようにならないのであればと、
考えることを諦めてしまう人もいます。
でも、
それってとても危険なことなんです。
そうしているうちに
物事を眺める視点が浅くなってしまうものですし、
豊かなはずの日常が空虚なものに
感じてしまうことだってあります。
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では、
自分の考えを押し通せばいいのでしょうか?
そうではありません。
人ぞれぞれの考えがあるのだから、
時には譲り合いながら、
調和していくことも大切。
それよりもまず大切にするべきことは、
たとえ、どんな状況であろうとも、
自分の心の中にだけは、
考えを持って大切にしまっておくこと。
もしかしたら、
その時には何の役にも立たないことなのかもしれません。
それでも、自分の中にしまっておいた考えが、
いつかの自分を支えていくことがあるんです。
誰かに伝えなくてもいいし、
理解されなくてもいい。
それでも、
自分の考えはきちんと持って、
大切にしまっておくこと。
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僕が、
大切にしている習慣があります。
それは一冊のノートに、
自分の考えをまとめるというシンプルな習慣です。
世の中のニュースに触れて感じたこと、
一冊の本を読んで気が付いたこと、
会話の中で得られた視点などを
ただひたすらノートに書き残していくんです。
誰のためでもなく、自分のために。
この一冊のノートと向き合ってる時、
心静かに自分と向き合えるんです。
誰にも邪魔されない場所に
自分のアイデアが満たしていく。
そこは僕にとっての
特別なオアシスなんです。
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今はこうして、
遥か孤島から「note」での投稿をさせていただいていますが、
実はこのアイデアも、まさにそうした考えの積み重ねの中で
花開いたものなんです。
数年前、日々の向き合い方に悩んでいた自分は、
なんとなく「孤島」から何かを伝えることへの憧れを
ぼんやりと考えていたんです。
今思うと、苦しい時期でしたが、
それでも考えるということは失わず
その習慣を大切にしていました。
考えることが無駄になることはありません。
その時には活かされなくても、
大切にしていれば、やがてどこかで
必ず花開くものだと思っています。
誰かに伝えなくても、
理解されなくてもいいんです。
いつまでも「考えること」を
大切にしていきたいんです。