夜中に目覚めがち
わりに眠りが浅い方なので質のいい睡眠を取ろうと毎日思うのだが、どうしても寝る前にスマートフォンでソーシャルネットワーキングサービスなんかを見てしまう。ソーシャルネットワーキングサービスなんていうけど実際社会性がない人間の方がそういうものに傾倒しやすいのではないだろうか。本来現実で充足されるべきである他人との交流をSNSに求めてしまう、まさに依存症ビジネスの格好の標的である。そうはなりたくないものだ。今のiPhoneにはScreen Timeっていう「どのアプリをどれぐらいの時間使用していたか」がわかる機能があるけど、たまに見てみるとソーシャルネットワークサービスの使用時間が長くてほとほとうんざりする。だから最近は「このアプリを使用するのは1時間まで」という風に時間制限を設けることにした。iPhoneの設定ではアプリの使用時間に制限をかけられるようになっているから、1時間以上使おうとすればタイムリミットの文字が表示されてそのアプリが使えなくなる。香川県も大絶賛の仕様である。
質のいい睡眠のためには寝る前にスマホ見るのをやめて音楽かなんかをかけてストレッチしながら寝床に入るってのが良いみたいだけど、そう簡単にはいかないものだ。金曜や土曜の夜なんかはそういうことも試すことが出来るけど、普段の平日であれば明日の労働が嫌すぎてとてもではないが音楽を聴いて安眠なんか出来ない。スマートフォンの中に明日から逃げられる退路を探し求めて軽く1時間ぐらいはインターネットの海を遊泳してしまう。せっかく設定したiPhoneの時間制限機能も無理矢理解除してブルーライトを顔面に浴びせ続ける始末。これは完全にこの国の労働が悪い。この国において睡眠不足は本人の責任ではなくイカれた労働形態の所為です。マジで働きたくない。
早く近未来SFの世界になって自分が全くストレスを感じなくて済むような仕事を国が判別して割り振るシステムになってほしい。
おしまい