読書記録:no.33
久しぶりに小説を読みました。
しかも滅多に手を出さないミステリー小説です。
長編小説でしたが、とても読みやすかったですね。
文章の組み立てが上手いので、スラすら読めました。
ベテラン作家さんらしいですが、納得できた作品です。
ムダがありません。
物狂い/土屋隆夫著
タイトルを見ただけでは、内容を想像できにくいかもしれません。
しかし読み進めていくと、タイトルの意味が分かります。
今回はミステリー小説なので、詳細は書きません。
私の感想は『トリックが分かりやすい』でした。
ご都合主義が無いので、ライトノベル感覚では楽しめないですね。
ただ後味は悪いです。
まとめ
ミステリー小説は読者との知恵比べです。
読者を納得させ、驚かせる作品。
それがミステリーに求められるものだと思いました。
欠点を挙げるとするなら、これは本格ミステリーではないです。
複雑な内容を求めるなら、著書はオススメできません。
ミステリー初心者向けの作品だと思いました。