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献血の始まりはカッコイイから!
献血は私の趣味だ。いや、趣味というより習慣だ。毎月、当たり前のように髪を切りにいくみたいに。
高校3年生のときに初めて200mlの献血を実施してから現在まで定期的に行っている。今は専ら成分献血(血小板や血漿といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法)を行っているので、多いときは月に2回献血ルームに出向くこともある。
献血を行っているとよく「どうして、そんなに献血しているの?」と聞かれる。そんなとき私は「分からない」と答える。本当にそうだ。(結果的に誰かの役に立っているのかもしれないが、)誰かの役に立ちたいという想いが特別、強いわけでもない。体に針を刺されることに喜びを覚えるわけでもなければ、素敵な看護師さん達に会いにいくのが目的でもない(受付スタッフの方も含めて看護師さんたちはとても親切で素敵な方々なのは事実です)。
私は昔から「人と違うことをするのがカッコイイ!」と思っていた人間だ(今もそうだと思う)。高校生のとき、初めて献血をしたのも色々な偶然が重なったことは大きいが、最終的に私を動かしたのは「献血って周りでやっている人少ないから、献血するのはカッコイイことでは?」、「献血していると言えば注目されるのでは?」と思っていたからだと思う。
細かいことは省略するが、その後も様々な偶然や出会いがあり献血を続けていくことに。そして、あるとき「20代のうちに献血100回を目標にする!」と決めた。明確な理由はなく何とか100回やってみようと思った(そう決められたのは下記の本が影響しているのだが)。
そんなこんなで回数を重ねていき、28歳のとき無事に100回を達成し、最初の献血から10年以上が経過した現在は130回を超えた。
「カッコイイから」で始めた献血を今も続けているのは「健康のお裾分けをすることで、自分が健康であることに感謝できる」から。そして、献血は私にとって、なくてはならない存在になっている。
「はじめる理由はなんだっていい。続けることで見えてくるものがある。」何かを始めるのに大義名分なんて必要ない。「やりたい!」と思ったのなら、やってみれば良い。続けていくうちに新たな景色が見えてくるから。
そんな気楽な気持ちをもって小さな挑戦を繰り返すことで、自分のそして、世の中の未来を良い方向に変えられるのではないだろうか。
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