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オリジナル定石課題を週一回解く。【一級建築士製図試験対策】

月に3記事程オリジナル課題or試験本番で使える実践的な知識を配信しています。 定石課題は15分以内で解けるテーマを持ったドリル形式の問題となります。定期購読者加入者にはチビこまA…
試験本番では試行錯誤している時間はありせん。まずはいつも同じ手順でとけるエスキスの方法を確立する必…
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#一級建築士

スパン割の極意②。6mスパンの使い方。

前回はまず7mスパンから始めようということを解説した。 これは、7m スパンで考えると、要求居室面積が40の倍数、50の倍数に対応しやすいからだ。 しかし6m スパンが無用かというと決してそうではない。 6mスパンの有用性とは7mスパンより居室が多く取れるということだ。例えば敷地の長辺の長さを42m取った場合、7m ×6スパンで割ることもできるが、6m ×7スパンで1スパン増やして計画することができる。居室の要求数が多い場合は6m スパンで計画すれば、居室配置に余裕がでてく

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R06資格学校はこれを選べ!一級建築士製図試験

R05年の振り返り まず、R05年の資格試験において、どの学校の課題が実際の試験に最も近かったかを振り返ります。今年はN学校の課題が最も本番の試験に近い内容だったと言えます。この点は、R05年に私が行った大胆予測の記事にかきました。実際課題との類似性は合格率にかなり影響を及ぼすと分析しているので、学校選びは慎重に行う必要があります。 実際の試験とのギャップ 一方で、実際の試験が厳しかったと感じた方々は主にSやTの生徒が多かったようにかんじました。(あくまで肌感)。これは

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大胆予想、R05図書館課題(第2弾)

今年R05の本番の条件の大胆予想後半です。 この記事は各学校の課題を分析の上作成しました。結論からいうと今年の予想は難しかったです。近年の傾向を踏まえて筆者の勘も交えて予想したものですが、図書館という少し時代遅れの要求課題及びあらゆる条件が出題可能という可能性から条件を絞ることが困難になってしまい、記事更新遅くなってしまったことをお詫びします。 使い方は自己責任でお願いします。

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製図定石ドリルの使い方

製図ドリルは過去出題された一級建築士試験の定石を網羅しています。 考えるのでなく、蓄積されている定石から選べ!というコンセプトを基に問題作成しています。自分の中に定石が増えて行く事により、自由度の高い課題やパズル的な問題等自分が実現させたいプランに近づける事ができます。つまり、選べる選択肢が増えその結果試験官にツッコまれないプランができるということです。 なぜ定石の蓄積が重要かというと、大多数の受験生に試験場で色々なプランを試行錯誤する時間はないからです。 コアの配置、

何故あなたのエスキスは失敗するのか?

エスキスの要点は図面を成立させる要素を言語化して抽出し判断すべき要素に優先順位をつけておくことだ。本番ではあれもこれもという全ての要素を頭にいれてもその手法を本番で使える余裕はなくシンプルなルールで解けるように頭が整理されてなければ合格はおぼつかないだろう。 エスキスが得意な人は何か特別な才能を宿しているのではなく実は無意識に図面を成立させるシンプルな手順が頭の中で整理されているだけだ。 エスキスは図面を成立させる各要素で不利になる条件を選択すると一挙に難易度が上がる。 つ

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大胆予想、R05図書館課題

今年R05の本番の条件の大胆予想をしてみたいと思います。 この記事は各学校の課題を分析の上、更新していく次第です。近年の傾向を踏まえて筆者の勘も交えて予想したものです(ちなみに一昨年、昨年と的中しました。) 下記参考までに昨年の予想の抜粋です。 コア:片側コア 低層部:大ボリューム(200〜300平米)+吹き抜け+中ボリューム。 また昨年Tの課題の類似問題がでると予想しました。そして片コアで解ける問題がでるという予想は強調したので 記事を購入された方は本番では大分解きやす

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一級建築士製図試験(図書館対策)

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頻出要求室: 管理者ゾーンの攻略②

今回も管理者ゾーンを設計する課題となります。どのような課題条件でも管理者ゾーンは必須となります。繰り返しになりますが、資格学校では総合的な製図力をつけて各論の練習は定石ドリルで練習してください。

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頻出要求室: 管理者ゾーンの攻略①

今回は管理者ゾーンを設計する課題となります。どのような課題条件でも管理者ゾーンは必須となります。繰り返しになりますが、資格学校では総合的な製図力をつけて各論の練習は定石ドリルで練習してください。

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頻出要求室: レストランの攻略②

今回も頻出要求室の課題となります。資格学校では総合的な製図力の力をつけて各論の練習は定石ドリルで練習してください

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頻出要求室: レストランの攻略

今回は頻出要求室の課題となります。頻出要求室を練習しておくことは、基準階型、低層部型の課題両方の場合で出題される可能性があるので、試験場で出題されたらほくそ笑み心の余裕を持つような、心構えになることが重要です。製図はスポーツの上達法と同じで、繰り返し手順を意識しながら、何度も練習した人は本番でも手が動きます。 レストランの設計は厨房、客席、キャッシャーの導線を抑えてください。 時期外れのコロナにかかってしまい、更新が大幅に遅れてしまった事をお詫び申し上げます。

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中央部の吹き抜けの骨格を設計する!

今回はプランが破綻する原因である、中央吹き抜け吹配置がテーマの問題です。中央にに吹き抜けを配置する際は吹抜けの4方に廊下をまず通してしまい骨格を設計するという事がポイントです。以前にも述べましたが、吹き抜けは扉のない居室という考え方ができます。今回の問題は要求の吹き抜けを中央に配置してみて解いてみてください。15分程で解けると思います。時間の無いかたは倍コマ(1グリッド2コマ×2コマ)でプランでもOKです。 下記よりpdf をダウンロードの上問題を解いてみてください。 (制

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頻出要求室: テナント、ホール、レストランの攻略

前回のレストランに引き続き、この問題では、頻出の要求室であるテナント、ホール、レストランに関する設計について扱います。低層部の問題を繰り返し解くことで、頻出要求室について、手で覚えてください。

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頻出要求室: レストランの攻略

レストランは、どのタイプテーマでも出題される可能性のある頻出要求室です。課題が低層型、基準階型でも出される可能性のある要求室です。なのでレストランの練習は繰り返し手を動かして慣れておく必要があります。ポイントは下記2点です。 ・キッチン(厨房)、ダイニングエリア、トイレ、受付カウンターなど、適切な機能の配置が求められます。各機能の相対的な位置関係やアクセスのしやすさなどを考慮する必要があります。 ・人数と座席の配置: レストランの要求室では、収容人数や座席の配置についての

¥300