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『ビッグボス新庄監督』と『義務と権利』

(このNOTEは2分で読めます。約1,400文字)
2021年12月9日(木)に放送された『アウト×デラックス』のゲストは、日本ハムファイターズ監督に就任した新庄剛志さんでした。

内容はとても面白く、阪神タイガース時代の野村監督とのエピソードが印象的でした。そのエピソードから、私が転職した際にパートナー(※役職がとても高い人ぐらいにとらえてください。)が話していた『義務と権利』の話を思い出しました。

このNOTEでは、新庄剛志さんと野村克也さんのエピソードと転職時に聞いたパートナーの話を書きます。それらに共通している『権利と義務』について書いていきたいと思います。『義務と権利』の話は割とどこでも使える話だと思います。ぜひ、最後まで読んでみてください。

✅1、『アウト×デラックス』で紹介された阪神時代の野村監督とのエピソード

阪神タイガース時代、新庄剛志さんは野村監督に茶髪について注意を受けたそうです。その時のやり取りがこちらです。

野村監督:『茶髪やめぇや』

新庄剛志さん:『ちょっと待ってください。髪を黒くして成績が上がるならします。髪で野球するんですか?』

野村監督:『髪では野球せんけど・・・もうええわ。』

『アウト×デラックス』より

結局、新庄剛志さんは茶髪であることを野村監督から許されたそうです。
髪色が野球の成績に影響するわけではないから新庄剛志さんの主張が認められた、と解釈することもできると思います。しかし、新庄剛志さんが当時ちゃんと成績を残していたからこそ主張が通ったのだと私は解釈しました。

このエピソードを聞いたとき、転職時パートナーから話をされた『義務と権利』の話を思い出しました。

✅2、転職時パートナーからの『義務と権利』の話

2021年9月にコンサルティングファームに転職しました。転職時の研修の一環でパートナーから挨拶があり、その時に話をされたのが『義務と権利』の話です。

『義務と権利』の話は、『義務』とは何で、『権利』とは何かについての説明ではありません。『義務』と『権利』の順序の話でした。

『義務』を果たした人が『権利』を主張することができ、その順序をはき違えないでほしいという話でした。

『義務』を果たすという一番始めにやらなければいけないことをおざなりにした状態で『権利』を主張せず、『義務』をちゃんと果たした人が『権利』を主張する組織でなければ、全員が全員『権利』ばかり主張するような組織になり、必要な成果を出さないような組織になってしまう可能性があります。

現状の体制への不満から『あれをやりたい』『これをやりたい』と言う人ばかりで、やらなければならないことをちゃんとやっていない人が多かったからこそこの話が出てきたのだと推測しましたが、印象的な話でした。

✅3、まとめ

新庄剛志さんと野村監督とのエピソードは『義務と権利』の話と通じていると思います。

『アウト×デラックス』では、日本ハムのユニフォームをキンキンの色にしたいという話も出ていました。その中で新庄剛志さんは『今年ちゃんと結果を出して、もっと意見が通るようになったら』と発言していました。

最初に『権利』を主張するのではなく、『義務』を最初に果たそうとする姿がここから読み取れます。

私自身、組織に対して『こうしたほうがいいんじゃない?』という主張を先にしている気がします。新庄剛志さんの話を聞いて、『義務と権利』は順序が大事で『義務』が先『権利』は後、ということを再認識しました。

いかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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