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家計簿はつけるくせに、時間簿はつけない不思議

皆さんは家計簿をつけていますか?
何にいくら使ったのかをちゃんと記録している方は多いと思います。

では、皆さんは時間簿をつけていますか?
時間簿は何にどれくらいの時間を費やしたのかを記録するものです。

何にいくら使ったのかは記録するのに、何にどれくらい時間を費やしたのかは記録しない方がほとんどだと思います。

このNOTEでは、実際に時間簿をつけるようになって感じたメリットをお伝えします。これを読めば今から時間簿をつけたくなるでしょう。

✅私がやっている時間簿

時間簿といってもなにか特別なアプリや手帳を使う必要はありません。
私はiPhoneにデフォルトでインストールされているメモアプリで時間簿をつけています。

下記のようにメモを取っています。

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開始時間-終了時間 実施したこと概要
その中で思ったこと

という構成でメモを取っています。
「その中で思ったこと」は自分にしか分からないほどのキーワードを記録しています。

ちなみに、このメモから日々のNOTEに記載するネタが生まれています。

✅時間簿をつけることで変わること①

家計簿をつける目的は何でしょうか。
収入額と支出額を算出し、どれぐらいお金に余裕があるか把握することが目的の1つかと思います。もしくは、支出額を把握するために家計簿をつけている方もいるかと思います。

ではなぜ、何にどれぐらい時間を使ったのかを記録しないのでしょうか。

何にどれぐらい時間を使ったのかを記録しなければ、新しいことを始めるときにそれが可能なのかどうやって判断しているのでしょうか。

例えば、海外旅行に誘われたとします。一週間のヨーロッパ旅行で値段は40万円です。行くか行かないかどのように判断しますか。当然お金に余裕があるかを確認すると思います。毎日の平均支出額が分かっていれば、どれくらい節約すれば旅行費を捻出できるか計算することができます。

これと同じように、新しいことを始めるときに実際その時間があるかどうかは、日々使っている時間を記録していないと判断できません。

✅時間簿をつけることで変わること②

時間簿をつけることで、自分がどの時間帯に集中できているか客観的にわかるようになります。私の場合、ちゃんと集中できている時間は自分の頭の中で思考がちゃんと言語化され、メモの文量が増えます。

どの時間にちゃんと思考できているか、集中できているかということが分かるようになります。私の場合は、午前中とランニング、筋トレをしているときのメモが多くなります。このときが私の集中・思考時間なのだということが分かります。

自分のゴールデンタイムを把握することによって、一番大切なタスクをどこに持ってこなければならないかということが分かります。私の場合は午前中に一番大切なタスクをこなすようにしています。(ランニングや筋トレ中はタスク消化をできないため。)

✅時間簿をつけることで変わること③

これは副次的な効用ですが、足し算の発想ではなく引き算の発想ができるようになります。

1日の時間が24時間ということは変えることができないため、何かをやろうとするときには基本的に何かをやらないという選択をしなければなりません。何か新しいことをやりたい場合は、既存のスケジュールの中に無理やり足し算するのではなく、何かを削るという発想になります。

この発想は、仕事でも大いに役立ちます。
実際には、不要なものを削ることの方が効率的にも関わらず、多くの方は、『時間をかけて解決する』や『人員を投下して解決する』という方法に流されやすいように感じます。

時間簿で削る発想が身についていると、足し算的な発想だけではなく引き算的な発想も自然とできるようになります。

✅Time is Money. ではなく、Time is Life.

『Time is Money.』という言葉には懐疑的です。

お金は増やすことができますが、時間は増やすことができません。
そのため、『Time is Money.』ではなく『Time is Life.』が正しいと考えています。

皆さんも、家計簿をつけることと同じような感覚で時間簿をつけてみてください。記録をつける労力以上の効用が必ずあるはずです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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