【偏見書評】デザインコンサルタントの仕事術 ルーク ウィリアムス 福田 篤人 (翻訳)
こんにちは。
闇のブローカー frdmです。
「デザイン+α」で事業拡大を目論んでいたときに「コンサルタント」も項目に挙げおり、ちょうど良さそうなタイトルだったので購入。
【常識を破る5つのステップ】
・破壊的仮説を立てる。
・マーケットに眠る破壊的チャンスを見つける。
・破壊的アイデアをいくつか生み出す。
・アイデアを単一の破壊的ソリューションに仕上げる。
・破壊的売り込み(プレゼン)を行い賛同を得る。
・新しい方向に動きたいなら、今あるものを放り出そう。
・小さくて、一見支障のないところこそ、イノベーションの可能性が豊富に眠る領域である。
・仮説は観察の糧となる。
・観察は洞察の糧となる。
・洞察はチャンスの糧となる。
・チャンスはアイデアの糧となる。
・破壊的アイデアを実用的なソリューションに変える最良の方法は、エンドユーザーを積極的に関わらせてそれを試してもらい、批評を受けること。
【ソリューション創造プロセスの全体像】
1、破壊的仮説を立てる
・何を破壊したいのか?
・常識は何か?
・破壊的仮説何か?
2、破壊的チャンスを見つける
・どう観察するか?
・インサイトは何か?
・破壊的チャンスは何か?
3、破壊的アイデアを生み出す
・何にフォーカスする?
・何をませ合わせる?
・破壊的アイディアは何か?
4、破壊的ソリューションを仕上げる
・人々は本当は何を考えている?
・どのアイデアを採用するべきか?
・破壊的ソリューションは何か?
5、破壊的プレゼンで売り込む
・共感を呼ぶ(スライド3枚 3分)
・1枚目:現状
・2枚目:観察
・3枚目:物語
・近著を生む(スライド3枚 3分)
・4枚目:洞察
・5枚目:チャンス
・6枚目:比喩(実例など)
・信頼を得る(スライド3枚 3分)
・7枚目:ソリューション
・8枚目:利益
・9枚目:エトス(信頼)
【9分のプレゼン】
・聴衆の興味を引くのに与えられた時間は10秒。引いた興味を保てるのは8分50秒。
【総評】
「破壊的イノベーション」なんかかっこいいw
それはおいといて、新しいものを作るときや行き詰まったとき一回「破壊」して組み換えたりすると良い形に生まれ変わる場合も多々あります。。。
意図的に「壊す」「捨てる」をやるとわかるのですが、考えてるようで意外に考えられてなかったなんてオチって結構あります。
良い破壊のやり方はいくつかあると思いますが「仮説→なぜ?→仮説…」と掘り下げていくと実はいらなかったものや足りなかったものなど色々見えてきます。
日々の仕事に追われるとすぐ頭硬くなっちゃうので、定期的に「習慣破壊行動(暴力ってことじゃないよ)」を行ってみると良いかもしれません。
「ソリューション創造プロセスの全体像」で色々考えてみるとまだビジネスチャンスはありそうw
では。。。
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