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【超長文】過去の私と娘の関係
2021年8月16日
2020年1月くらいまで、(1年前か)私は娘との関係が悪かった。(当時小3)
びっくりするくらい険悪だった。
主人にも「また喧嘩してるの?!」って言われるくらい。
弟も気を使うくらい。
2人でお互い言いたいことを言う、遠慮ない、絶対ひかない、謝らない2人。
娘は一歩外に出ると大人しく、そして人見知り。
大人に愛想振りまく娘ではない。
「大人しく」見えるがために、子育てが楽そうに見えるんだと。(なんじゃそりゃ笑)
見た目は喋らなければ周りが言うように大人しく見える。
しかし、自分のこだわりがある。意思が強い、やりたいことやりたくないことがハッキリしている。マイペース。
とにかく見た目と裏腹に中身はアクティブ。身体を動かすことも好きだし、メンタルが強く、へこたれない。
一言でいうと、エネルギッシュ。
大人しく見える娘と私が喧嘩したと言うと「え?意外」「喧嘩するの?」「どんな喧嘩するの?」と言われるくらい驚かれる。
いったい何が原因だったのか。
なんで喧嘩してたのか。
その当時、良い母でいなければならないと思っていた私は、完璧な私でいたかったから、世の中に子供を合わせようとしていた。
まるでテレビに出てくるような、理想的な子供に。
元気に挨拶のできる、
愛想のいい、
いつも笑顔、
積極的に友達と遊び、
みんなと仲良くし、
誰とでも仲良くなれる子。
宿題をきちんとし、運動と勉強が大好きな子。
周りのお母さんたちから褒められるような子供。
「いつも元気で明るくてステキなお子さんね」なんて言われるような子供。
って今ブログ書きながら思ったんだけど、、、
あっ、私、周りに褒められたかったんだ。
。。。。。。。。
子供が褒められたら、私の子育てが認められると思っていたんだ。
うん。
そうか。
当時の私は、私が褒められたかった、すごいね、って言われたかったんだ、という事実にたった今気付くという。。。。
超エゴ。
そう、私は自分が理想とする子供像を、自分の子供にやらせようとしていた。
特に娘に関しては、
人前で笑わない(愛想を振りまかない)、元気よく挨拶しない、仲良くしたい友達を限定する、みんなと仲良く遊ばない。宿題、勉強しない。
私の理想とかけ離れている、というか真逆。
そりゃ、衝突するよね、というか衝突しかしないわ。
その当時は全く分からない。分からなかった。なんでいつも喧嘩するのか。
毎回全力だった。
私は娘が言うことを聞かないから悪いんだと思っていた。
宿題をやりなさい。
「やりたくない」という。
勉強をしなさい。
「やりたくない」という。
ピアノの練習をしなさい。
やらない。
友達に挨拶しなさい。
しない。
周りのみんなと仲良くしなさい。
特定の子のみ。
お風呂入りなさい。
いやだ。
着替えなさい。
いやだ。
時間だから起きなさい。
眠い。
の繰り返し。
毎回この繰り返し。
宿題は無理やり椅子に座らせて、1問20分かけてグダグダやる。
基本時間がものすごくかかる。
1問終わったら、集中力切れる感じ。そして机にうつ伏せになるか、足をテーブルに乗せてすごい態度。
とにかく宿題をやるのが嫌いだった。
その疲れ切った後のお風呂なんて、入るはずもなく。
かといって宿題の前にお風呂は入らない。
全てにおいて、「あーしろ」、「こーしろ」と、私はイチイチ指示を出していた。
その度に「ちゃんとして」と言っていた。
ちゃんとって何よ?今ならできる私へのそのツッコミ。
娘は全身を使って拒否反応を示す。
私はそれに応戦する。
毎日が喧嘩だった。
娘は外で、学校で大人しくしているストレスと、私による抑圧で、ストレスの発散は弟に向けられた。
イライラしては弟に八つ当たりをして、叩いたり蹴ったり。
それを見て私がまた怒る。
娘は手を出したことで私に余計怒られ、娘は私に「私の気持ちを分かってくれない!!!」と泣き叫ぶ。
ある時、同じように喧嘩勃発。
同じようにお互い言い合い、怒りをぶつけ、とうとう娘は、
「私なんて死んだほうがいいんだ!!!!、私なんて死ねばいいんだ!!!!!」
と言った。
私はその瞬間。
「いい加減にしなさい!!!!!」
パチーンと平手打ちをした。
「目を覚ましなさい!!!!」と。
「自分が何を言ったか分かってる????自分の命を粗末にするな!!!!!!」
「どんな気持ちで生まれるのを楽しみにしていたか、どんな思いで大事に育ててきたか、この気持ちわかる?????」
と「自分の命」を軽く扱ったことに腹を立てて、頬を叩いた。
と同時に「ヤバい!!!!!!!!」そう思った。
このままじゃヤバいと。
私は娘に「死にたい」と思わせてしまった。
この世に生まれてたった9年。
わずか9歳の子に「死にたい」と言わせてしまったことを。
このままだと修復できない。
この母娘の関係が壊れる。
私には2人で仲の良い母娘の将来がまったく見えなかった。
本気でやばい、そう思ったのでした。
誰か助けて。
専門の子育て機関に相談したい。
それからネットで何かないか検索するものの、いったいどこに相談すればいいかも分からない。
主人や近所の友達に相談するものの、共感してくれる、聞いてくれるけど、この母娘関係を解決できるものではありませんでした。
私はこのことがきっかけで、今まで言うことを聞かない娘が悪いと思っていたけど、私が変わらなきゃダメだと思いました。
私が本当に望んでいる家族の形ではなくなっている。
私が変わらなきゃダメなんだ!!!
私は娘に悩みながら、一方で自分の仕事のやり方について悩み、当時師のもとで学んでいた集客方法や師のやり方が私に合わず、体と心が拒否反応を示していました。
ある意味どん底。
ちょっとゆっくり休みたい。しばらく何もしたくないと、苦しかった時に、コロナが流行り、休校、自宅のサロンを閉めることにしました。
この休みの期間、私は自分の充電の時間にしよう。
その時に、私は子供達に、(子供達が本当にやりたいことをやらせたい)そう思ったのです。
せっかくの休校なのに、宿題や勉強は勿体ない。どうせなら子供達が好きなことをとことんやらせたい!!!
私は「宿題、勉強一切やらなくていいから、本当にやりたいことをやってみて」と提案しました。
その期間子供達は思いっきり好きなことをして過ごしました。
その時の子供達の目が、すごくキラキラしてたんですよね。
イキイキというか本当に楽しそうで。
これこそ、私が見たかったものでした。
私が「心の底から幸せだと感じた瞬間」。奥の奥からじわっと来る感じ。
人が自分に立った瞬間に熱いものがグッと込み上げてきたのでした。
「あーしろ」、「こーしろ」と言われ、やりたくないものを無理やりやらされ、私に抑圧された生活から解放された子供の目が、こんなにキラキラしてる。
純粋な姿、真の姿を見た気がしました。
子供達が遊ぶ会話の中で、娘が弟や主人の前に立って引っ張っていく姿。そこには「リーダーの姿」がありました。
1人突っ走るのではなく、ちゃんと周りを見ながら声をかけながら、みんなをリードしていく姿。
この姿を見た時、
「大丈夫だ」と、初めて娘に対して「尊敬」と「安堵」した瞬間でした。
私は彼女の本当に在るべき姿をみたのです。
好きなことをやっている時の本当の姿を。
と同時に私は、私も「本当の私」に出会いたいと思ったのです。
私が変わらないと!!!!
娘と喧嘩してヤバいと思った時と同じように、私が変わろう。
そう思いました。
あんなに子供たちに対して、自分の理想に合わせようと当てはめようとしていた私は、休校中に見た姿をみて、
子供達の「ありのままの姿」が1番最高な状態なんだと気づいたのでした。
ちょうどいいタイミングで、起業してる人向けに、どん底にいた私に、変わりたいと思っていた私にドンピシャの講座に出会いました。
「AWAKE」という講座。
「自分の人生にケリをつける」というフレーズに惹かれ、私は今の自分にケリをつけるために、受講始めました。
今だから思うのは、全てがタイミングよくやってきた、ということ。
コロナの自粛期間は私にとって向き合うきっかけを与えてくれました。
母娘の関係をどうにかしたいと思っていたこと。
私が変わらなきゃと思ったこと。
仕事でも師のやり方に合わなくて苦しんでいたこと。
心も体もゆっくり休みたかったこと。
ほんの1年前の話ですが、この1年内容が濃かった。
というか濃すぎた。
まだまだ発展途上だけど、私は変わりました。
新しい自分、というか、昔の自分に戻った。
思考が変わった。
受け止め方が変わった。
感情が変わった。
1年前と今を比べて。
母娘関係は、というと、
めっちゃ仲良しです。
娘を尊敬しているし、娘というより1人の人として対等に話をしたり、聞いたり、相談したり。
娘は素直に私に耳を傾けるようになったし、ポジティブに考えるようになったし、すごくうまくいくようになりました。
というか、私が娘に対しての見方が変わったから、今まで私には見えてなかった娘がみえた、という方が正しいかもしれません。
昔から娘は変わっていなくて、変わったのは私の見える世界が変わっただけ。
元々ずっとあったはずなのに、みえなかったものがみえるようになるっていうこの感覚。
体感してみないときっと分からないんだけど、面白い変化をしたってことを伝えておきます。
もし、何か興味あるって方がいれば話をしましょう♪
子供中心の写真と共に私の呟き付きでInstagramにて日々更新中
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