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お金への誤解が解けた

自分とお金の関係をずっと考えてきた。
というより、私とお金の関係は不幸なものだと信じこんでいる自分がいる。

もういい加減やめたい。

でも、やめるためには、今までの自分と今の自分にとってのお金の関係をしっかり見つめておきたい。

どれだけ引き寄せやお金の参考書を読んでも、いまいちこれが答えか!みたいなものに出会えないのは、その発想を自分の行動に落とし込めないから。

もちろん、そこには真実が書かれているのだが、とにかく私の実態が引き寄せ的なお金の理解に程遠いのだ。

結局、お金ってなんなんだろう。

エネルギー、ときいても、良い波動で使うと言われても、目の前の差し迫った支払いと欲しいものとの葛藤を、どう乗り越えれば良いのかわからなかった。

ちょっと昔からのお金の使い方を思い出してみよう。

私は私立の女子校から予備校を経て、私立大学に進学している。両親は、私に教育費だけは惜しまず、いくつもの塾にも通わせた。なのに、父の負債のために家計はいつも、火の車で、両親はそのことでケンカばかりしていたし、私は私立の高校に通っているのに、親が定期代が払えないからという理由で、アルバイトをしていた。

大学進学後も、2年の終わりに、実は延滞がかさみ、あと1週間後には除籍になるという父からの連絡に、愕然としながらも、嫌な予感が的中した感じがした。

いつか、お金のことで何かあるかもしれない。
そんな不安にいつもビクビクしながらの、東京での一人暮らしであった。

わたしは新聞奨学生の枠に申し込み、住み込みをしながら新聞配達をし、2年間の学費給付を得るなどして何とか卒業した。こうした境遇を逆手にとって企業の面接では打たれ強い自分をアピールし、運良く上場企業に就職できた。

しかし、そこでもお金の不安はついてまわり、実家への経済的サポートや、仕事のストレスからブランドものを買い漁り、毎月の支払いに追われた。わたしは特に好きでもない仕事のために、ただ高給ほしさに夜中まで働き、ブランド物に身を固めることだけを生き甲斐に、中身は疲れてぼろぼろだった。

その後、結婚して子どもが生まれたことを機に退職したが、やはりその後も私を支えたのはブランド服やバッグ、時計、車などであった。

つまり、私のお金には、常に

不安、ストレス、見栄、欲、見せかけ、外見と中身のアンバランス

など、ネガティブなものがついて回っていた。
そして、こうして振り返ってみると、私とお金との関係は、すでに子供の頃から始まっていたことがわかる。
お金は私を常に不安にするもの、その考えが、周囲の経験から刷り込まれていた。いつのまにか、そう信じ込んでいた。お財布にお金が入っても、一瞬で支払いのために出て行ってしまう。私はお金に縁がないのか、思いたくないけど、現実はそうだった。

でも、こうして書くと、私はかなりお金に恵まれた人生だったことがわかる。
よく考えてみたら、たくさん得るものものあった。

ブランド服やその他多くの持ち物は、私にたくさんの幸せをくれたし、そのおかげでやりたいように親のサポートもできた。新聞配達の仕事は、大学卒業の資格を与えてくれた。つまり、お金は私の夢を叶えて、私を助けてくれていたのだ。

つまり、お金のポジティブさや豊かさや満足を今まで存分に享受してきたことに、気がついてなかったのだ。
お金🟰不安🟰自分の図式を信じ込んでいた。
実は、お金🟰満足🟰自分だったのだ。

 
お金のポジティブな面としては

欲しい服やバッグ、靴、車が買えた
いつも食べるものがあった
寝る場所があった
水道、ガス、電気をいつでも使えた
好きな場所に住めた
好きな暮らしができた
人をお金で助けることができた
マッサージに行けた
子どもと出かけることができた
子どもが欲しいものを買えた

すごい‥!
こんなにある。書ききれないほどある。
つまり、私はいつもお金に助けられてきたのだ。
しっかり、必要な分のお金は巡ってきたし、今もそう。だから、私はずっとお金持ちだったのだ。

それなのに、お金が出て行くことの不安や将来の心配、毎月お金が残らないこと、そんな否定的な面ばかり気を取られていた。

いま、私はお金が大好きだし、お金があると本当に嬉しい。実はお金は私を不安にさせるものではなく、私を豊かにして、支えてくれるものなのだ。

今、私はお金にこう思う。

お金さん本当にごめんなさい。私は本当はあなたたちが大好きなのに、おまけに私をずっと助けてくれていたのに、不安ばっかり抱えて、大切に思わなかった。後払いやカード払いばかりして、ずっと大切にしたくなるような、本当に欲しいものを買わず、満足感を得ることもなく、とても傷つける使い方をした。一時的に欲しいものを買っても、心のどこかで、どうせまた、欲しい時に買えなくなると自信を無くしてた。

私はこれから、どんな支払いも、ネガティブに捉えずに、私を豊かにしてくれたと喜んで世の中に回します。

それから、本当にほしいもの、本当に自分がしたい、満足することに、お金を役立てます。
自分とお金がぴったり合った生き方をします。

ネガティブなお金の使い方ではなく、全て自分か心底幸せを感じられる使い方をします。

お金の支払いに、よりポジティブな思いを乗せられるよう、意識します。

お金は私を安心させ、豊かにしてくれる。誰にとってもそう。

お金を大切に愛する気持ちは、自分を大切に愛する気持ちにもつながる。

これからは本当に欲しいものだけを喜んで買い、喜んでお支払いしよう。
どれだけ支払いがあっても、必ず支払いができて嬉しい、たくさん豊かにしてくれてありがとうと思うようにしよう。

お金に感謝と自分の喜びという感情を伝えよう。

欲しいもの、必要なものは必ずお金が手元にきて、そして支払ってもまた戻ってきてくれる。つまりめぐってくれる。本当に欲しくないものに支払ったお金持ちは戻ってこないし、めぐらない。

本当に欲しいと思って手に入った喜びの感情はめぐるし、不要な、見栄や欲だけで買った負の感情は、めぐらない。

お金を気持ちよく世の中にめぐらせるためにも、心底欲しいもの、やりたいことをやるのが一番大事なようです。






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