【コラム】ドイツ・進学先の決定要因
ドイツではほとんどの州において、小学校は1年生から4年生までとなっており(ベルリンとブランデンブルグ州は6年生まで)、その後は新たな進路を決める必要があります。そうした中、「ドイツの10歳児は自分の意志のみで将来を決められるほどの判断能力を有している」と言わんばかりの報道を見受けることがよくありますが、10歳児がそのような重要な決断を下せるわけがなく、進路先を実際に最終的に決めるのは当然のことながら、親です。
では、親は何を基準に、子どもの進路を決めているのでしょうか。そこ