読書法①自分専用の教科書を作る
読書メルマガへ連載していたものをこのnoteに連載を始めるにあたり見直しながら書くことにしました。今日から毎週一回全部で8回に分けてビジネスを構築するにあたって私が読んだ本とその読み方、効果などをご紹介していきます。
さて前号の簡単なおさらいをしておきましょう。前号では読書を始めるにあたって必要なアイテムを紹介しましたね。
そして、本を読むということ・・・つまり、『なんの本をどのように』、そして『読んだ内容をどのように自ら取り込むか』ということに、あなた自身の『小ちゃな成幸ビジネス』で稼ぎ続けることができるようになる!!ための大きなヒントが隠されているということを書きました。
そしてもう一つ。この読書法には、とても大きな付加価値が付いてきます。
とも書きました。
もちろん、情報(公式や回答を丸覚えする)を詰め込むだけのテスト勉強のようなことでは決してありません。この読書の仕方をマスターすると、
⚫︎あなたの中に貯えられる情報が整理され、「知識」に変化します
⚫︎その知識を必ず自分の行動に置き換えて実行していただくことで生きた「知恵」に変化します
⚫︎その生きた知恵はあなたのオリジナルの商品、方程式を通じることによって新たな「循環」を生み出すようになっていくでしょう
もちろん、個人差は確実にありますし、かかる時間もそれぞれにおいて違いますが、
『気づきが早くなり、成長速度が大きく変化する。』それを手助けしてくれるのがこのasaco流読書です。必要なものは、
⚫︎ある程度のサイズの方眼または無地のノート
⚫︎お気に入りのカラーペン
太字・細字2種類くらい、それぞえれ4色程度(5色以上は逆にみずらくなります)
さあ、みなさん準備はよろしいですか??
**★第一号の課題図書
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それでは、第一号の推薦課題図書ですが、
●島田紳助『自己プロデュース力』
http://www.amazon.co.jp/dp/4847018192
●秋元康 『秋元康の仕事学』
http://www.amazon.co.jp/dp/4140814764
●水野学 『アウトプットのスイッチ』
http://www.amazon.co.jp/dp/4023310638
●池田貴将 『未来記憶』
http://www.amazon.co.jp/dp/4763131672
●ひすいこたろう 『常識を疑うことから始めよう』
http://www.amazon.co.jp/dp/4861139813
以上5冊です。
比較的読みやすく簡単なものからご案内しています。
これらの本は、人生を豊かにするため、そして人生の流れを良くしていくことでプライベートも仕事もスムーズに行くようになっていく、そのきっかけとして初心者の方でも最適なものを私なりにチョイスしています。そして、より効果を発揮するために、基本事項を設けています。
<<基本事項>>
①最初の推薦図書は比較的読みやすいものからご案内しています。ビジネスに必要なことをたくさん書いてある専門的な難しい本は後から、理解できるようになってきてからでも十分です。第2回目、3回目と進むうちに、少しずつ、そういった本も混じっていきますよ^^
②順番に上から読んでもいいし、下から読んでもいいし、気の向いたものから読んでもいいです。1回に全部を一気に購入することがおすすめです。
新品、中古は問いません。不安がある場合は3冊以上を目安に一度に買ってみてください。
③並行読みでも一冊づつでもOK、もしあなたがチャレンジして見たければasacoの基本は「並行読み」です。「並行読み」とは、1冊読み終えたら次、ということではなくベッドルームではこれ、通勤電車ではこれ、お風呂ではこれ、という具合に時間帯や場所によって同じ期間に複数の本を読み進める読み方です。
これらの基本事項を行っていただくことによって、面白いことが起こるのであります!!^^
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★全部読まなくていい**
読書が苦手な人ほど、こういうふうなことを思っていませんか??
本は最初から最後まで読みきらなければいけないと。
いえいえいえ・・・そんなことはないのです。
途中でどうしても読み進められない本、最初から手がつけられない本というのは誰にでも存在するものです。せっかく買ったから、お金がかかってるからという気持ちでなんとか読もうとするも、どうにも読み進まない。
その本たち・・・実は・・・
その時には(どうしても)読むことができない本
なのです。
まだ理解できない難しさなのかもしれませんし、作者の文体と相性が悪かったり、何かしらの読めない理由がそこにあります。そんなときに「本は全部読まなくてはならない」という考えがあると、読書そのものが嫌いになってしまいかねません。
この読書案内ではそのために、何冊かの本を一度に手に入れて、並行読みをおすすめしています。
読めない本があったら先に別の本を読めばいいだけです。何ヶ月も読めない状態であれば、その本はスルーして売ってしまってもいいでしょうし、誰かに差し上げてもいいと思います。
実践された多くの方が並行読みをすることで、もし一つの本が読めない本だったときにも、他の本がその本の分も補ってくれることがあるのを実感してくれています。だから大丈夫です。安心して読める本を読んでみてください。繰り返していくうちに「自分が何を読んだらいいか」がほんのタイトルだけでわかるようになっていったりもしますから。面白いですよ。
ここで、いっておきます。大変残念ですが、わたしが面白かった本が皆さんにとって大変面白い本であるという保証はありません(汗)5冊とも読みにくい!読み進めない!!というかたもごくごくまれにですがいらっしゃるかもしれません。そのような場合は、何か1冊あなたが読みたいと感じた本を書店で購入して6冊にしてください。そうすることによって、新たな関連性が生まれて他の本も読めるようになるからです。
★書き込むからあなたの知的資産が生まれる
さてここで用意しておいていただいたカラーペンを用意してください。
本を読みながら、ここは!!大事!!!と自分が感じたところに線を引きましょう。
え??本に線を引いちゃうの、売れなくなっちゃうじゃない!!そう思う人もいるかもしれません。
でも、引いてみてください。この時、もしなにか自分の体験した出来事などがあれば、本の余白にメモを取ってしまうのもアリです。
その時に感じた事、はその時に感じたことなので忘れてしまいます。なので忘れないようにメモを取るのです。
実はこの読み方、20カ国以上の言葉を話す国内外の大学で教鞭をとる言語学者の教授もやっていました!!
線を引く、メモを直接書き込むことであなたの脳が刺激を受けて記憶の中から大切なメッセージを導き出したり、メモをとることで更にその大切な内容が意識の中に繰り返して記憶される事が起こります。
最初のうちは、自分の記憶や出来事と重ね合わせながら読書をすることは難しいかもしれませんが、5冊また更に5冊と読み進めていくうちに、1冊目と2冊目の共通点、2冊目と3冊目の共通点や相違点・・・・といった具合に自分が理解できること、まだ理解できないことに気がつくようになってきます。理解できることが増えてくるととても面白いと感じるのが人間の脳なので、段々と自分の記憶や出来事と本に書かれている全く別の事例がシンクロするような事が起こっていくのです。
本は、あなたの気づく力という宝物をいっぱい詰め込んでいる宝箱です。
線を引いたり、メモを書き込んだりすることであなただけの資産として「自分の商品」の基盤が出来上がったり、自分の体験が他者の人生に活かせるようなアドバイスに変えることができるようになります。
グループセミナーやグループコンサルでは、誰かが発表したり意見したこと、問題提議したことが他の誰かの答えを導き出す結果になっていきます。一緒に受ける人同士が関連していて、互いに答えを持ち寄っている形になることがとても多いです。
みなさんも隣の人が受け答えているのを聞いて、ハッとしたり、気づきをもらえたりしたことがきっとあると思います。
わかった!と思わずぽんと手を打ちたくなるようなそんな瞬間、きっとあったことと思います。
それと読書も同じなのです。線を引きながら、メモを取りながら、気になった言葉をノートに書きつけながら数冊を並行読みすることによって、そこに書かれていること自分の体験と重なって、段々とわかるようになるのです。
★メモが自分の教科書になっていく
線を引いたり、メモ書きをした言葉を用意した方眼または無地のノートに書き付けていきましょう。
これはのちのち1冊の読書ノートが書けたときには、あなた専用の「成功の教科書」が出来上がるのです。
読書から学ぶということは、いろいろな言葉に影響を受けて、いろいろな本に影響を受けて、沢山の人に影響を受けて行くことです。
その一冊一冊のダイジェストがノートに書きつけられていくことによって、あなたの脳に、記憶に度々インプットされることになります。ただ本を読んだというよりも、大事だと感じる部分を引き出しながら読んだほうがより実践に繋がりやすくなるのです。
このあなた専用の「成功の教科書」についてはまた別の号でも詳しく書いていこうと思いますので楽しみにしておいてください。
<<今回のポイント>>
●推薦図書を購入する際は、一気に3冊以上を買う
●並行読みを推奨
●読み進まない本、全部読めない本があってもOK
●大事だと感じた部分には線を引きながら読む
●読みながら感じたことは本にメモをとってもいい
●用意したノートに大切な言葉やメモした言葉、インスピレーションを書き付けて「成功の教科書」をつくる
今日はここまで。まずは並行読みになれたり、1週間に3〜5冊平行読みをすることを目標にしてみましょう。