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体力の限りローマを歩き倒した"イタリアぶら旅②"

今日1日ひたすら歩いて歩いて歩き回った。移動距離はスマホの歩数計を見るとなんと16.6kmでこれでもかなりの距離だが、4時ぐらいにアプリが止まってしまったのでそれ以降にもかなりの距離を歩いたことを考えると1日でゆうに20km以上は歩いたことだろう。

ローマがいかに疲れをもろともせず、歩いてしまうぐらい楽しめる都市なんだと足で実感した。

この日はニースを夜11時半頃に出発し、9時間ほどをかけて朝9時頃にローマに到着した。最初バスターミナルに到着したときはすごく汚いと感じた。しかし、結論から言うとローマはきれいというよりすごい。そう思った。

ひとまず、バチカン市国に向かった。行ってみると中の美術館に入るために長蛇の列をなしていた。バチカン市国という観光スポットを中心としてお土産屋などが並び、案内するための客引きがいたりして、日本でいう清水寺とか奈良の大仏みたいな感じかと思った。

こういった完全に観光に特化されている場所になると、ツアーの団体や集団で旅行している一団で埋め尽くされてしまい、シングルライダーの私には若干中に入りづらい。

コロッセオ

スペイン広場 

その他にもおなじみの真実の口などひとしきりの観光スポットに行ったが、道行く道に日本人の姿が。日本人の数があまりにも多くてびっくりした。そのかいもあって、売店やレストランのイタリア人店員の対応は悪い。どんだけ来るんだと日本人疲れしているようだ。

こうやって感情をしっかり相手に伝えられる点は見習いたい。相手のことばかり考える日本人の特性が私には身に染み付いてしまっているが、思いやりといういい部分は持ちながら、良い意味で自分本位に行動するようにしていきたい。

最後に本場のカルボナーラを食べて、この日を締めくくった。まさに孤独のグルメ。イタリア現地のイタリア料理はあんまり美味しくないという人がいるようだが、私は現地ならではの素材の良さを全面に出した味付けは美味しいと思う。日本人の舌に合った料理が美味しいと言われやすいと思うが、イタリア人がこれが美味しいんだと自信を持って出す料理がその国のメンタリティーを含めて料理を味わうということだと考えている。

こういった食事への向き合い方が相手、その国を尊重するということだと思うし、コミュニケーションにも通ずることだと思う。

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