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ChatGPTカウンセリングで過去の辛い経験を捉え直したら盲点続出だった

はじめに

メンタルが落ち込んだ時の方法として、ChatGPTのようなAIにカウンセリングをしてもらうお話が木下斉さんのVoicyで紹介されていました。

私は、AIのような第三者から私の記事がどう見えているのかという壁打ちは以前やってみたことがあります。ジブン株式会社マガジン仲間のMasao Iwasakiさんにインスパイアされたものです。

あとは、自分のnoteURLを読ませて『私の記事の良いところを教えてください』と頼むと超絶褒め称えてくれるのでオススメです。

ほかには記事を作る時の壁打ちとしてAIを使ったことはありましたが、カウンセラーとしてAIを意識したことはありませんでした。

AIのカウンセリングがどんなものか確かめようと思いますが、私は今は幸いにもメンタル的に安定しています。喫緊でAIに何かを聴いてほしい!ということはないので、過去辛かった時の記事をAIに読ませて、その当時どんなことを考えればよかったのか聞いてみたいと思います。

読み込ませた記事

最近アップした、過去の職場で出向した時の孤立感の記事を読ませてみました。

研究職時代にプロジェクトで協業していた事業部門へ毎日通い、その間毎日研究所へ進捗を日報として報告していたが、研究所からのフィードバックが無くて孤立感を覚えた、という内容です。

AIとしてはChatGPTのプラスという有料版を使い、以下のように指示を出してみました。

私は以前の職場で出向を経験した時の辛い経験をノートに書いています。
自分が辛いことはもちろんあれど、マネージャーも常にこちらのことを気に掛ける余裕は決してなかったろうと今は思いますが、それ以外に記事に書いていない盲点やポジティブに捉えられる考え方はありますか?
(noteURL)

AIに出した指示

すると思いのほかガッツリと返信がありました。
個人的に印象深い記載だけを抜粋します。

出向や辛い経験についての記事を書く際、辛さだけでなく、そこから得られた視点や学びに焦点を当てることで読者に新しい気づきを与える可能性があります。以下のような盲点やポジティブな捉え方を考慮してみてはいかがでしょうか?

①自分の成長の記録として書く
出向先での経験が、視野を広げるきっかけになったり、異なる文化や価値観を理解する力を養ったのではないか?

②他者の立場を理解する
マネージャーがこちらを気に掛ける余裕がなかった背景や、組織全体での課題(例えば、人員配置の問題やコミュニケーション不足)を冷静に分析してみる。

記事の中で辛さだけでなく、得られた成長や気づきをしっかり描くと、読者にとっても自分にとっても価値ある内容になると思います。よければ取り入れてみてください!

上記指示に対するAI回答の一部抜粋

確かに回答を見てみると、こちらを馬鹿にしたり意味不明な根性論や正論を振りかざしたりしないので、安心してカウンセリングできます。

①自分の成長記録の観点

出向先での経験が、視野を広げるきっかけになったり、異なる文化や価値観を理解する力を養ったのではないか?

回答の一部

確かに、出向で普段とは違う拠点・部門へ行ったことで時間の流れの違いは感じました。

研究所は数十年後を見据えた種まきのような研究が多いため、時間軸がゆっくりしてますが、事業部門は今カネになることがメインなので急ぎのタスクなどが多く、同じ会社でもこうも違うのかというのは刺戟的でした。

部門によって考え方や時間軸が全く違うので、相手の視座に立ってのコミュニケーションが大事だと痛感できたのはあります。

②他者の立場の観点

マネージャーがこちらを気に掛ける余裕がなかった背景や、組織全体での課題(例えば、人員配置の問題やコミュニケーション不足)を冷静に分析してみる。

AIの回答一部

改めて読み返すと、私の記事は『こちらになぜ1本もフィードバックを寄越さないんだ!』と一人勝手にブチ切れてるようにも見えます。

感情を出しているという意味では共感いただけるかもしれませんが、周囲の視座が入っていない点はちょっと独りよがりな感も否めません。

確か当時のマネージャーはマネージャー就任1年目、かつチームも6人くらいだったので、私から毎日報告を受けたところでフィードバックする余裕はなかったかもな、と思えました。

私に関しては『部署やチームの飲み会はダルい』と飲み会を欠席することもあったので、『コミュニケーション取りにくいやつ』という印象もあったかもしれません(とはいえ毎回出席したほうがよかったかと言われるとそれも疑問ですが)。

このような感じで、私にはない視点を提案してくれるのは、リフレーミングという物事の捉え直しという意味でも心強いですね

結論:辛かったことをAIに相談するのはアリです

ということで、過去に辛かった時の記事を読ませて心の持ち様や盲点を聞いたところ、当時の私や記事を書いた時の自分には気づけなかった視点がもらえました。

今回は『過去の辛い経験』を題材にしましたが、今回のAIからの出力を見ると現在進行系で辛いことを相談しても十分に活用できるアウトプットが出ると思いました。

もっと私の社会人歴が浅い頃からこのAIがあればなぁと、今の若い人たちが羨ましいです。

とはいえ、せっかく私が社会人をしている間にこんなにもすごいツールがでてきましたので、今後は壁打ちやカウンセリング、また私の記事の見え方や『記事を褒めちぎる』パートナーとして、今後もお世話になりたいと思います。

それではまた!

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KASHIWA@マイノリティキャリア
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