海外旅行で『トラブル』を経験するメリットを考えた
昨日の記事では、海外へ旅行すると日本で『常識』とされているものがいかにどうでも良く思えるかという話をしました。
海外での非日常
昨日記事の『常識』という観点でいくと、今日もちょっとした衝撃(プールサイドで受付するお兄さんが有線らしきBGMをノリノリで口ずさんでいる笑 特に私たちへのウケ狙いでは無さそう笑 など)を受けました。
海外での『非常識』とよく似たものとして、海外では『トラブル』が起こることがあります。国の規模も違えば物事の進め方や住んでいる人々の価値観なども日本と違うからです。
トラブル①ロータリー(ラウンドアバウト)
今回の滞在ではレンタカーで島内を移動していますが、今日は人生で初のロータリーというものに遭遇・通行しました。いわゆるラウンドアバウトと言う、上手く走らないとずっとグルグル回ってしまう交差点です。
ロータリーを作ろうとすると中央の島部分が必要になるため、広い土地を取得しにくい日本ではあまり馴染みがありませんが、信号機の付いた交差点が不要になって渋滞予防できるメリットがあるので海外ではよく見られるそうです(水曜どうでしょうでも凱旋門の前を一行がグルグル回ってましたね)。
今回の運転は夫でしたが、私も夫もロータリー(ラウンドアバウト)そのものを目にするのが初めてだったので、カーナビが『ロータリーの〇番目の出口を抜けます』と言った瞬間、『おいおい!コレどうやって通るんだよ!そもそもどっち回りだよ!汗』と焦ってしまいました。
でも後ろからも車がどんどん来るので下手にロータリー内で止まるわけにも行かず、『前の車に付いてとりあえずそれっぽい道を進んで間違ってたら戻ればいい!』と判断して進みました(そして無事にロータリー通行出来ました)。
トラブル②レンタカーの空気圧低下
トラブルはまだ続きます。
昨日借りたばかりのレンタカーのモニターに『タイヤの空気圧低下。空気を入れろ』との注意が英語で出てきたのです。我が家はサンデードライバーなのでクルマに詳しくないというのもあるのですが、海外でもし何かあってからでは遅いよねということで、空港のレンタカー屋に行って無事に直してもらいました。
日本のレンタカーだとしっかりメンテナンスしているイメージがあるので、借りた翌日に空気圧が低下ってあまり考えにくいですよね笑。
トラブルを経験するのが良い理由
『トラブル』が起こりがちな海外旅行だと、よほどその国の事情に詳しくない限り、とっさの判断や対応が求められる場面が自分の国(私の場合は日本)と比べて多いですよね。
日本での一部組織だと『〇〇になったらどうするんだ?その対応策がわからないなら許可しない』みたいな、やたらと事前に『正解』を知っておきたがる人っていませんか?
でもトラブルがたくさん起きる環境だと、事前に『起こりうること』を知っておこうとするのは自分の想像力では無理なので、何か起きたときにはとっさの判断が求められるし、そういった判断をするための『脳の筋肉』が鍛えられると思います。
しかも今はVUCAの時代ということで、物事の変化が早くそして曖昧なので、これから起こりうることを正確に予測することがますます難しい世の中です。このような状況もあり、予期せぬ出来事に対してその場の知恵で判断して対処していくスキルが大事なのではないでしょうか。
そのため、海外旅行でトラブルを積極的に体験することで、これからの時代に必要な『不確実なことにも対応するための頭の筋肉』を鍛えることができると思いました。
もちろんトラブルを体験するだけなら、自分の家から遠い場所への国内旅行や転職などでも体験はできます。が、(私の母語である)日本語でなんとかならないスリリングさを考えると、上記の頭の筋肉を鍛えるには海外旅行が良いのではと思います。
ということで、海外旅行でしばしば起こるトラブルを経験・対処するメリットをお話してみました。
それではまた!
(編集後記)
今日は休憩にハーゲンダッツカフェへ行きました。シングルカップで『1scoop』と注文したので、てっきり『1すくい分』のボリュームかと思いきや、店員さん気合い入れて2すくい分くらいは盛り付けてくれまして、シングルカップなのに雪だるまみたいなアイスが来ました。おそらく日本のハーゲンダッツ2カップ分くらいのボリュームがあったかと汗 恐るべしアメリカンサイズ(チップを弾ませておきました笑)
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