継続は力なり
さて、2本目の記事である。
私の初投稿は12月2日、もう既に10日前のことだ。せめて1週間に1本くらいは記事を書きたいと思ってnoteを始めたにも拘わらず、どうやら初っ端から失敗したようだ。
文を書くのを忘れていたとか、noteの存在を忘れていたとかではない。毎日ふとした瞬間に、頭の片隅で「あ、note更新したいな」なんて考えていたし、実際に書いてみたりもした。それでも、なかなか文章が纏まらない。そんなこんなでこの10日間、私は下書き2本しか生み出せなかったのだ。
物事を継続するのは難しい。noteに限らず、人は毎日沢山のことを継続しようと試みる。勉強だったり仕事だったり趣味だったりと様々ではあるが、どれも難しいことに変わりはない。私が昔読んだ本で、三浦綾子さんの「氷点」という小説がある。ドラマ化も何度もされたそうだし、ご存知の方も多いのではないだろうか。その小説の一節に、こんな格言があった。
『日記を3年続けて書いた人間は、将来何かを成す人間である。10年間続けて書いた人間はすでに何かを成した人間である。』
たかが日記とは言えど、毎日毎日何があっても欠かさずにつけるというのは容易ではない。自分が小学生だった頃を振り返ってみれば、夏休みの絵日記やら冬休みの一言日記の宿題を継続して予定通り終わらせたことなど一度もなかったように思う。勿論、宿題という学校から与えられた任務と、自らの意思で行うnoteのような趣味とでは積極性が異なる。しかしどちらにせよ、日々の慌ただしい生活の中で何かを継続するのは難しいということが言えるのではないだろうか。上記の格言が生まれたのも、3年や10年もの長い間日記を続けることが出来る人間は貴重だからだろう。
継続は力なり。日記とはまた違うが、頻度は低くともこれからもnoteを続けていきたいものである。