渋谷PARCO内覧会レポート
こんにちは、フラクタPRチームの小中です。本日は、11月22日(金)のオープンに先駆けて、渋谷PARCOの内覧会にご招待いただいたのでレポートいたします!今回も渋スク同様に多数のブランドが入っていますが、フラクタが注目する、ブランドにフォーカスを当てて紹介いたします!
渋谷PARCO、3年の沈黙を経てついにオープン!
1969年の池袋PARCO開業から50周年を迎える節目の年に、2016年から着工していたリニューアルが完了し新生渋谷PARCOとしてオープンしました。
入るブランドも以前の渋谷PARCOから大きく異なり、より大人の層に向けて展開しています。
【注目の店舗・展示】
THE NORTHFACE LAB (ザ・ノース・フェイス ラボ)
THE NORTH FACEのコンセプトストアである「NORTH FACE Lab」は、その場で体型の測定、さらに代表的なウィンドブレーカーのオリジナルカスタマイズがその場でできる、ウェアカスタマイズサービスを展開しています!体型の測定所がラボのようになっていて、細かい部分まで世界観が作りこまれています。
△ このようにファスナーや刺繍の色を変えることも可能
calif (カリフ)
X-LARGEやMILK FED.などを取り扱う、ビーズインターナショナルのセレクトショップ。オフィシャルオンラインストアとして、FX MIRROR *と呼ばれる、実際に洋服を試着せずとも、着用イメージをアバターで確認することができるO2O仮想試着プラットフォームを採用しています。オンラインショップから始まったショップならではの、デジタルコマースを利用したショップ体験を打ち出していました。
FX MIRROR *
http://www.fxmirror.net/ja/main
ヨウジヤマモト
上記二つとは反対に、アナログ方面でのアプローチが目立ったのはヨウジヤマモト。他店舗より区画が狭いものの、高さを出した什器を使用したり、渋谷PARCO限定商品を多く展示するなどして個性を出していました。(唯一日本酒(!)を配っていました!)
PARCO限定ではないものの、一見写真集にも見える丁寧な装丁のカタログを無料で配布していました。以前のnoteでも取り上げましたが、顧客への体験をリッチにするアイテムですね。
GUCCI
日本で初めてのコンセプトストアがオープンしました。他の店舗と異なり、デザイナー:アレキサンドロ・ミケーレの世界観を映し出したかのようなVMDとなっています。日本をイメージした店舗らしく、柱が日本家屋のようになっていたり、VIPスペースではゆったりと買い物ができる作りとなっています。
PARCO CUBE
PARCO CUBEという、大画面のタッチパネルをスマホと連動して、スマホ内のカートに入れるデジタルサイネージはとても面白い試みだと感じました。.パッと気になったものを、後からスマホでわざわざ探すのは大変と感じることがある中で、この画面で欲しいものを見つける→そのままスマホのカートに入るという流れは新しいECのインプレッシブ・エクスペリエンスの一種だと感じます。
日本初!Nintendoshopとポケモンセンターにミュウツー
Nintendoshopがついに渋谷に!PARCOは全体的にそれぞれの店舗が広めの作りではありますが、なかでもNintendoshopは広い作りとなっていました。マリオやリンク、どうぶつの森のキャラクターのオブジェがあり、記念撮影している子供たちで賑わっていました。
PARCOは外に出るとオブジェなどが飾ってあり、Nintendoshopがあるこのエリアはしっかりマリオのオブジェが飾ってありました。
ポケモンセンターは渋谷初。昔公開された映画を思い出すような培養液に浸かった、ミュウツーのオブジェが入り口に飾られています。水の音がしていて、とてもリアル...!こちらでは、渋谷限定のポケモンカードをいただきました。
△ こんな感じで、水に浸かったミュウツーを見ることができます。
VRで見る最先端のアート
4Fでは店舗とは別に、VRのコンテンツアワード「NEWVIEW AWARDS 2018」にてPARCO賞をVR空間デザイナー・Discont氏が手がけたVRアートをゴーグルを通して体験することが可能です。
こちらの展示は〜1ヶ月ほどで終了してしまうそうなので、体験してみたい方はぜひお早めに!
△ 実際に体験すると、わかっていても手を伸ばしてしまいます。
デジタルだけではなく、実際の店舗体験の向上も
上記であげたブランド、店舗の多くは他の商業施設ではあまり見ることのない店舗体験をしているものがほとんどです。
今ではブランドのデジタルコマース化が進み、自社でECを運用するブランドが大変多くなっています。現在ではECなどのデジタルコマースが一般的となったことで、店舗体験を充実させ、オムニチャネルでブランドの世界観を表現していくことが再度重要視されるようになってきました。
フラクタでは、ECを始めとしたデジタルコマースの促進だけがブランドの成長になるとは考えていません。それだけを活用するのではなく、今回体験したような実店舗でのブランド体験や、ブランドユーザーの声、アナログ面でのブランド世界観の表現など、ブランドをとりまくその全てがブランドをブランドたらしめるものとし、全ての施策がブランドの成長になると考えています。
そして、その様々なチャネルをつなぎオムニチャネルを連携することが、ブランドUXにつながると考えています。
実店舗のブランド体験のヒントになれば幸いです。お困りの際は、私たちエージェンシー にもぜひ気軽にご相談くださいね。
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