D2Cニュース_記事まとめ__1_

【まとめ】日本のD2Cニュース記事ピックアップ

こんにちは。FRACTA 広報の小中です。
先日D2Cシューズブランドall birdsの日本初店舗、原宿店視察レポートを投稿しましたが、思わぬ反響がありました。海外のD2Cブランドが日本に直営店舗を続々と出す日も近いのかもしれません。

それだけでなく、弊社でもD2C関連のニュースを取り上げる中で、調査をしてみると日本での記事だけでも数多くのD2C関連の記事があることがわかりました。
ここでは、その中からピックアップして特に印象的な記事をご紹介したいと思います!


forbes】D2Cが示す新たなブランドビジネスの形

まずは、D2Cとはどういうブランド形態なのか、そしてデジタルを使用したチャネルでの販路アプローチを解説したこの記事。
D2Cブランドならではの販路確保のポイントをMEDULLA、10YC、minimal chocolateと3ブランド分解説しています。


日経XTREND】新世代デジタルブランド「D2C」の正体 ※会員登録必要

こちらは、有料記事となり会員登録をしないと読むことができませんが、そのかわりわかりやすく、読み応えのある記事。
特に、第一回のこちらの記事がD2Cというブランド形態はどういうものなのか?そしてなぜここまで流行っているのか?を基本的な部分から解説しているので必見です。

こちらの記事を始め、「D2Cの正体」という連載シリーズとなっているので、ご興味ある方はぜひご一読を。
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00204/00001/?i_cid=nbpnxr_parent


【SEEDETA】日本のD2Cブランドまとめ
【media innovation】日本のD2Cブランドカオスマップを大公開!

すでに日本では数々のD2Cブランドが出てきています。ここ最近で目立つのは、やはりアパレル・ファッション雑貨ブランドです。

数多くのブランドを俯瞰して見ていくと、中間マージンを廃した低価格で勝負するブランドは意外に少なく、
(1)若い世代の新しい世界観に向けたもの、
(2)テクノロジーによって製造や販売を革新して新しい価値を創造したもの
(3)今まで光が当たらなかったカテゴリにフォーカスしたもの
に分類されるように感じました。

日本のD2Cブランドカオスマップを大公開!アパレル、ファッション、フードなど幅が広がる
https://media-innovation.jp/2019/07/13/d2c-brand-chaosmap/
(2020.02.03)

記事内でもあるように、大きく成長が目立っているD2Cブランドは「求める人に的確にアプローチができる」ブランドが多く、それが顧客に的確に刺さっているとわかります。


【DIGIDAY】FacebookとD2Cブランドの蜜月関係、いよいよ終焉間近

タイトルがちょっと強烈ですが....
海外D2Cブランドを事例にあげ、今までマーケティングの一つとして有効だったFacebook、instagramでの広告からひとつステップアップをして、新たなチャネルへ変化する必要性を記事にまとめています。

海外D2Cブランドでいうと、Facebook、instagramの広告主の増加によるインプレッション単価により、数年前から別媒体での広告や、実店舗やポップアップでの販売に力を入れ始めているのが現状です。(日本もゆくゆくはそうなってしまうかも)
新規カスタマーの獲得として有効だったFacebook等の広告だけでなく、ブランドの醸成を目的として施策の幅を持たすことが大切という内容が書かれています。

【DIGIDAY】2020年、D2C ブランドは収益成長の「壁」につきあたる

オンラインを主体とし、自社でコマースのチャネルをコントロールできるD2Cブランドは日本でも流行しています。
良い面ばかりのように感じるこのビジネスモデルも、ずっと一筋縄では行きません。同じようなブランドがたくさん出てくることで今後はより一層ブランドから顧客へのアプローチが多様化していくことが記事の中で書かれています。

いまやD2Cで成功し、急激な成長を実現するには金がかかるのが現実だ。(中略)とりわけカスタマー獲得費用が高騰を続けるなかで、昨年、多数のブランドがこれについて実現不可能だと考えるようになった。

2020年、 D2C ブランドは収益成長の「壁」につきあたる
https://digiday.jp/brands/in-2020-dtc-brands-will-hit-a-revenue-wall/
(2020.02.03)

日本でもD2Cブランドへの資金調達が最近多く見られますが、調達すればその分のリターンも期待されるもの。
その中で高騰するカスタマー獲得費用のため、今までと同じやり方で確実に成功するということが言えなくなっている、という現状が書かれています。


【media innovation】ビジネスウェアのD2Cが店舗を融合したOMOに進化していく...株式会社FABRIC TOKYO森社長インタビュー
【news picks】【独白】僕らが「D2C」で成功した全軌跡 ※有料

先ほどまでは、D2Cのブランド成長の難しさについて触れましたが、そこを他の企業がどうやって乗り越えていったかを見てみましょう。


どちらも、D2Cブランドとして勢いが増しているブランドインタビューです。
インタビュー中には、なぜその施策に至ったか?やブランドを支える製造についてだったり、どういった店舗設計をしたのかなどが書かれています。
この2ブランドだけではなく、それ以外の目立っているD2Cも、自分のブランドの特徴やセールスポイントをしっかり捉えて、どの施策が一番ブランドに適しているかを考えた上でマーケティングを行なったり店舗設計をしているのが一番重要と言えるでしょう。

おわりに

D2C記事まとめ、いかがでしたでしょうか。
ひとくちにD2Cといっても、いまやバズワードとなるくらいビジネスモデルの認知が進んでいる現状です。そこから新たにD2Cブランドの立ち上げを行なったり、今あるブランドをさらに成長させていくには、ブランドごとの特徴をよく捉え、それを伸ばす施策が必要ということがわかりました。

特に実店舗での販売形態はD2Cブランドにて注目される一方。
D2Cブランドの実店舗についてもまとめていきたいと思いますので、楽しみにお待ちくださいませ!

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この記事を書いた人:FRACTA 広報|小中(@n_konaka_n
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