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丁度いいときに小豆島にいってみた
みなさんこんにちは。FR0M SCRATCH(フロムスクラッチ)のじょじょです。
現在、FR0M SCRATCHでは0からカルボナーラを作っており、材料の一つであるオリーブオイルも自分達の手で作っていきます。
そこで今回はオリーブオイルの元となるオリーブを収穫しに、オリーブ発祥の地である小豆島へ向かいました。
(FR0M SCRATCHとは何か?をこちらの記事で紹介していますので、ぜひ見てみてくださいね。)
どうやって小豆島へ?
小豆島は瀬戸内海に浮かぶ島です。FR0M SCRATCHの活動拠点である東京からは、飛行機や新幹線でのアクセスが一般的でしょう。
しかし、今回は参加するメンバーが8人とそこそこの大所帯になったこともあり、レンタカーで高速道路を全速力で走り抜けるというプランになりました。そこはかとなくデジャブを感じます。
日程は?
前述の通り、初日の朝に東京を出発し1日かけて小豆島へ。その後2日目にオリーブを収穫し、3日目は観光、4日目に帰るというスケジュールになりました。
しかしながら大学の期末試験期間と完全に被っており、8人の内2人は初日に現地でテストを受けなければならないという事態になっています。
そんなわけで、2人は車には乗らずに前日に出発、サンライズ瀬戸を利用して先に現地入りすることになりました。
ちなみに日程が確定したのは出発2週間前という、いきなりトラベルになっています。
サンライズ組、出発する
日曜深夜、始発の東京駅からサンライズ瀬戸・出雲に乗車します。
そして高松に到着。横になってるだけで運んでくれるのだから夜行列車は偉大です。
高松駅からは歩いてすぐにフェリー乗り場に着きます。ちょうどタイミング良く土庄行きのフェリーに乗船することができました。
そんなわけで、何のトラブルもなく9時半頃には宿についてしまいます。チェックインまではまだ時間があったため、荷物だけこっそり置かせていただき周辺散策に勤しみました。
奥に見えるのは小豆島(あずきじま)という島らしいです。なんて紛らわしいんでしょう。
ちなみに角度を変えてみるとこんな感じです。上の写真よりもかなり弱そうですね。
そんなこんなで散策も一通り終わってしまい、早めにチェックインできないかと交渉を試みますが……
なにやら不穏な返答が。
車組の状況は?
サンライズ組が宿に到着した頃に出発した車組は、最初は問題なく高速道路を大爆走していたのですが、静岡大陸のど真ん中でいきなり後方バンパーがバッタンバッタン暴れだしたそうです。
JAFの方に来ていただき、ガムテープで補強するという応急処置を施した後に再出発しますが、足止めを食らった分この日中の到着は絶望的です。(元から無茶なスケジュールではありますが……)
結局レンタカー代はタダになったので、神戸で一泊してから朝イチで姫路港発のフェリーに乗って合流することになりました。
一方その頃、サンライズ組は猫を追っかけていました。平和そのものです。とてもテスト開始前の雰囲気には思えません。
そんなこんなで初日は終了しました。
2日目
いよいよオリーブ採取です。朝イチでオリーブ公園に向かいます。
さっそく受付でオリーブ収穫体験の予約をします。10時と11時の部がありますが、どちらも先着10名のみなので気をつけましょう。
予約後は公園内を散策しながら車組を待ちます。
島内で見かけたオリーブの木は全く実っていないものも多く、「すでに収穫の時期を過ぎてしまったのでは」と百抹の不安を覚えながらオリーブを探しますが……
めちゃくちゃ実ってます。
それどころか、ボトボト地面に落ちまくりの状態で「勝手に拾って持ち帰ってもバレないのでは?」という状況……。一応、公園内のオリーブを無断で採取するのはアウトです。
坂を苦労して上まで登りきると絶景です。観光で来る人もここまで登る人はあまりいないのではないでしょうか。
園内の散策も終わり、しばらく待っていると……
なにやら怪しい集団が。車組の合流です。
採取開始
さっそく採取開始……の前に、15分ほどオリーブについて一通り説明を受けました。質問タイムでは、各々が疑問点を次々に投げかけ予定時刻を大幅に過ぎてしまうという事態に。大学生集団に質問させるのは危険ですね。
一つ一つ丁寧に答えてくださった職員さんには改めて感謝です。
採取の方法は意外と単純で、慣れればプチプチと軽快に収穫できます。
片手でも余裕です。
体験は短時間でしたが、大量に収穫できました。
次に搾油場の見学です。ものすごい騒音を轟かせながら機械がわっしゃわっしゃ搾油してます。
だばああっと投入。
洗浄されて……
奥の機械へ運ばれ、こちらで種ごと粉砕して搾油するそうです。
出てきました。
小豆島のオリーブとオリーブオイルの製法については、こちらの記事で詳しく扱っています。興味がある方はぜひご覧ください。
また、電話で確認した段階では収穫したオリーブの持ち帰りはできないとのことでしたが、普通に持ち帰ることができました。こちらは自分達で搾油してみたので、別の記事で取り上げたいと思います。
採取後
そんなこんなで、あっという間に採取が終わってしまいました。この後は完全自由行動で、ずっと釣りしていたり、エンジェルロードへ行ったり、映画村に突撃したりと各々好き勝手に観光していました。
寒霞渓ではギリギリ紅葉が見れました。
もう秋も終わりです。
また、3日目にはお醤油の蔵を見学させていただきました。詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
おわりに
そんなこんなで、トラブルもありながらとても充実したオリーブ採取になりました。オリーブに限らず、小豆島には魅力的な文化・景色がたくさんあります。もし興味を持たれたらぜひ訪れてみてください。
それでは。