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Z世代が考える伝統的な制度とジェンダー𓇥

こんにちは犀です💡

本日は2022年3月8日、国際女性デーということで、ジェンダーやフェミニズムについて感じたことなどを書いていきたいと思います。
(以前投稿したものを再投稿しています)

私が国際女性デーという日の存在を知ったのは、おそらく2年前の国際女性デーです。当時まだ高校2年生だった私はミモザの花の写真がやけにSNSに多くあり、その理由を調べていたら知った覚えがあります。

国際女性デーというのは、1904年にニューヨークで起こった婦人参政権を求めたデモが起源であり、1975年に国連により”International Women’s Day”として正式に制定されました。

この日は女性の功績を称え、ジェンダーについて考える日とされています。今でも女性は多くの権利を制限され、厳しい立場に置かれています。そのため、女性の権利やジェンダー平等について考えるというのは、とても重要なことであり、この日だけでなく、日常的に考えるべきものなのだと感じます。

私は大学でアメリカのジェンダーの歴史について少し学びましたが、アメリカにおける女性の地位は中絶合法化や、婦人参政権獲得、現在では副大統領が女性であるなど、多くの性差別を乗り越え、高くなってきています。

しかし、伝統的な制度というものはそう簡単に無くすことができません。
結婚制度や、家父長制、その他多くの性差による制度は過去長い時間存在し、多くの人にとって当たり前のように存在しています。

21世紀になり、多様性やLGBTQ+などが国際的なテーマとなり、そのような制度について多くの視点から多くの考えが発信されるようになりましたが、それ以前の人たちにとっては受け入れ難い問題であるのも確かです。

ここで私が最近見た、「この恋は初めてだから」という韓国ドラマの話をしたいと思います。そのドラマは、独身主義であり、シェアハウスの家賃が必要な男性と、恋愛がしたく、安く住める家が必要な女性が契約結婚をするという話です。しかし、結婚をすると、女性は相手の家族の法事に呼ばれ、ずっと料理や片付けをしなければならなかったり、子供ができたらどう世話をするのかと何度も聞かれたり、「女性は間を取り持つ役目だ」などと言われたり、キムチ作りをするのは女性であり、男性はその間お酒を飲んでいるのが普通だと言われたりするなど、韓国における結婚制度からくる義実家との関わりについて深く描かれていました。このドラマの主人公である二人の男女はこの結婚制度に反対の意見を持っていますが、このような体験は多くの女性がしたことなのだろうと思います。
このドラマを見て、改めて性差による役割分担は未だ深く根付いており、それによりアンコンシャスバイアス(無意識の思い込みや偏見)が若いうちから根付くことも多いのではないかと感じました。

私は、家庭や夫婦の在り方は多様であるべきだと考えます。

しかし、それは私が19歳であり、どちらかといえば多様性を謳っている世の中で生きてきたから思うのかもしれません。

LGBTQ+の友達はいませんが、セクシュアルマイノリティの人が主人公のドラマや、性差別や人種差別を描く映画を見ているというのはとても大きいと感じています。そして、SNSを使いこなすZ世代であるというのも、他の世代に比べて多くの考えや情報を知る機会が多く、受け入れやすいのかもしれません。

コロナの影響でより多くのジェンダー問題が可視化され問題視されてきており、今後もジェンダー格差や女性の立ち位置がどう変化していくかは私たちにはまだわかりません。

しかし、婦人参政権獲得のためのデモを行なった100年前の女性たちのように、100年後、いや10年後に少しでも多様でより生きやすい社会になっているために、私たちは声を上げ続けるべきだと強く思いながら、今回のnoteを終わりにします。

最後まで読んでくださりありがとうございました:)

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