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空き家のセルフリノベーションで培ったこと。

もう少しだけ、森の傍の古い建物、DIYによるセルフリノベーションの日々を振り返らせてくださいね。

思い返すと、本当にがんばりました。

差し入れに来た友人が撮ってくれた写真。
夫婦2人で作業中の写真は貴重です。
頭より上の位置の作業は疲れますね。
足場の不安定な場所での作業も疲れますね。
身動き取れないほど狭い場所での作業も疲れるし、悲しくなりますね。
しばらく、屋根裏に住んでいたような気分です。


ミニショベルに跨る自分は、誇らしげ。
庭の粘土質な土壌の改良にも取り組みます。
深く穴を穿ち枝を敷き詰め、我が家のコンポストからお嫁入りした微生物達とミミズ、米糠、撤去した畳を埋めます。何箇所も。
撤去した浴槽が3つ。つい入りたくなります。


リフォーム作業が途中の状態で、見学会を開催しました。未完成見学会。

白い部屋。潔い部屋。窓から見える森に色彩はあるから。
クギ。錆びれてなんぼ。
ペンキあめあられ。
遺構。完成後もちゃんと残しました。
借景。森の傍に暮らす。
押入れだけど、押し入れなくてもいい。
二階建て。高さが良い。展望台。
床も貼っていない状態で、見学会。
未完成の今を、見せる。
キッチンにも、想像の余地があった方がいい。


未完成見学会、やって本当に良かったです。
たった3日間の為に、準備が大変だったけれど。

でも、完成後のキレイな状態ではなく、
きたないところ、本来隠される裏側までもを見ていただくことで、伝わるものもあったと思います。

みなさん楽しそうだった。
ちっぽけな美術館をイメージした。
作業途中なんて、あまり見る機会ないですものね。
お飲み物とお菓子もふるまって。


未完成を、きたない裏側をお披露目して、
そして完成はひっそりと迎えました。

本当によくがんばりました。
たのしかった?かな?
あの荒地の庭(畳を埋めた)は、こんなに素敵なお庭になりました。


ありがとうございました。

振り返り終えることができました。

これでやっと、今を書くことができます。


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