運動脳

運動、特にランニングを中心とした運動の習慣化が脳の老化やストレス耐性強化に繋がるという話。
コルチゾールやドーパミン等の物質を薬物等を使わずともうまくコントロールできて最高という内容である。

周りにはマラソン勢が増えており歓喜しそうである。
著者はランナーズ・ハイの話にも触れておりそれがややこしい。
しかもランナーズ・ハイはすごいみたいな話も少ししている。

しかしながら推奨されているのはあくまで「適度な運動の習慣化」であってマラソンは明らかに過負荷で体に悪い面も多かろう。

また運動により影響の出るだろう、循環器系や呼吸器系等には触れられていない。
あくまで脳の観点から見た良さということだろう。
運動により酸素を多く取り込むことで器官を普段より傷つけることは大なり小なり事実だろうから、あくまで脳の観点からは素晴らしい、ということなのだろう。

とはいえ、著者が推奨する程度の運動が健康に良さそうというのは素人感覚では納得感がある。

適度な運動を行ってみて、調子が良くなれば結果オーライ、ということだろう。

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