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前世の想いと今世の病気


私は20年近く甲状腺機能亢進症という病気と付き合っている。

甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンが出過ぎている病気。
症状は、甲状腺が腫れる、脈が速くなる、手の指が震える、汗をかきやすくなる、たくさん食べるのにやせる、イライラする、疲れやすい、ときどき手足の力が入ら なくなるなどがある。



病気に気付いてから治療するが、薬が合わず副作用が出て、入退院を繰り返したりした。

学校も行けない。



今では数値も安定しているが、大人になってからも『次数値が悪かったら手術だ。』など言われながらきた。


私は…『手術』は嫌だった。

しかし、誰にも相談できなかった。
「いっそもう手術したら?」
そう言われる。

家族の心配すら鬱陶しい。


『誰も私の気持ちなんか理解してくれない』

その思いでいっぱいだった。

正直、孤独だった。

友達はいても、本当の気持ちを理解なんかしてくれない。


だから自分で何とかしなければ…

その思いだけだった。

そこから、少しだが心と体の関係も調べた。


調べていくうちに…

色んな事に気付く事ができるようになり、

自分に本気で向き合うようになる。




その時私が気付いた大きな事は…


“私”は“私”が大嫌いだという事。




そう。


大嫌いだった。




勉強が出来るわけでもない。


何をやっても中途半端。


誰かの役に立っているわけでもない。



いつも鏡にうつる自分に向かって「大嫌い」とつぶやいていた。




なぜ、そこまで嫌いだったのか。



当時を必死で思い出してみた。





そういえば…、


その頃にはもう、前世が見えていた。



(その頃は妄想だと思っていたが…。)


卑怯な自分

逃げる自分

人を傷つける自分

人に傷つけられる自分

殺されそうになる自分

殺される自分

そして、自分が死ぬことを喜ぶ人達を目にし…

何度も、何度も、殺されてきた。



色んな場面が見えていた。


妄想だと思いながらも、“感情”はフラッシュバックするから見えるたび辛かった。

見えるたびに、「私は汚い人間だ」と刷り込んでいた。


そんな妄想をする自分が大嫌いだった。





今、私には友達や仲間がいる。


友達や仲間は私を『好き』だと言い、前世が見える事すら愛してくれる。



だから、自分の事は好きになってきた。



そう。まだ「好き」とは堂々と言えない。


だけど、「好きであろう」とする自分は好きだと言えるようになってきた。


やっとここ。





そして…、この甲状腺機能亢進症という病気は前世からきていると教えてもらう機会を得た。



そして、その想いを引き継いでいる人生のお話も。



体の症状すら前世の想いから来ている仮説を…今、立てる事ができている。


そして、完治すれば『証明』になる。


それが今の楽しみになった。





その病気と関係ある前世のお話は…



また次回…。







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