ボールを取られたら、自分で取り返す

こんにちは、イシカワケイタです。

一生懸命にやるって、
基本的かつ誰でも出来る事ですが、
なかなか難しいし、出来ない人もいる。

サッカーをやっていると、
ボールを相手に奪われることがあると思います。

ここで、
自分で取り返す行動が出来るか、出来ないかって、
結構大きな差になっていくと感じます。

一般的によく使われているサッカーの上手さとは、
少し角度が違いますが、
私としては、とくに子ども達のサッカーでは
とても大切なことだと思っています。

自分の責任は自分で取る

パスコースがない、味方が動いてくれない、
相手が強い、など、周りのせいにせず、
ボールを奪われたのは、あくまで自分であって、
その責任を回りに向けない。
人や環境・状況のせいにしない。

取られたら取り返す。

すごくシンプルなことですが、
なかなかできていない子どもも多い。

攻撃から、
ボールを奪われたその瞬間に守備の場面に変化する。

『あー取られた』と考えている間に相手は、
いっきに自分のゴール前に向かってしまう。

学年が上がっていく中で、攻撃から守備、守備から攻撃において
切り替えの早さなどを求められていると思います。

この根っこになっていくのが
自分で取り返すという想いなはず。

普段の遊びのなかでも、
相手が強くて、全然勝てないゲームで拗ねてしまう子どもや
難しいことには、失敗を恐れて挑戦しない子どもたち、
そんな時にこそ、大人がコミュニケーションを取り、
悔しさにしっかり向きあい、
そして、もう一度やってみようと思える意欲を
育ててあげることで、
自分で取り返すというプレーにも繋がっていくと思います。

サッカーでのプレーにおいて、
サッカーという枠組みだけで上達していくのではなく、
子ども達は、日常のなかで、たくましくなり、育っていく。

そしてそれがサッカーというスポーツでも良い影響に変化し、
上達していくと思っています。